壮大なスケールのアクションと波乱に満ちたストーリーが待ち受ける、
シリーズ史上最強に進化したジェームズ・ボンドの世界、ここに極まる!

1962年の誕生から半世紀以上にわたり愛され続けている、史上最長寿シリーズ「007」。50周年目となる2012年公開『007 スカイフォール』はシリーズ最高の世界興収1000億円以上を樹立。24作目の最新作『007 スペクター』で主人公ジェームズ・ボンドを演じるのは、陰影ある演技と鍛え上げられた肉体を駆使したリアルなアクションでシリーズ最高評価を受ける6代目ダニエル・クレイグ。監督は前作『スカイフォール』に続き、アカデミー賞に輝く名匠、サム・メンデスが続投。秘密情報部MI6を率いるボンドの上司Mにレイフ・ファインズ、コンピューターとテクノロジーでボンドを支えるQ役にベン・ウィショー、ミス・マネーペニーにナオミ・ハリスらも引き続き出演。注目のボンドガールにはフランスの若き実力派レア・セドゥが抜擢。さらにはイタリアの至宝モニカ・ベルッチが50歳にして史上最高齢のボンドガールを妖艶に演じている。
本作のタイトル“スペクター”とは、シリーズ初期からボンドの宿敵として登場する国際的悪の組織<SPecial Executive for Counter-intelligence, Terrorism, Revenge and Extortion(対敵情報、テロ、復讐、強要のための特別機関)>。その幹部と思しきオーベルハウザーという謎の男を演じるのは、2度のアカデミー賞®受賞歴をもつクリストフ・ヴァルツ。そして主題歌「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」を、いま英国でもっとも注目を集めるグラミー賞歌手サム・スミスが歌いあげる。 (TEXT by Yasue Miwa 2015/11/12)

007シリーズもう一つの主役「主題歌」を歌う
サム・スミスに関する裏話
12月4日(金)公開の24作目となる「007」シリーズの最新作『007 スペクター』(原題:SPECTRE) の主題歌はイギリスの歌手サム・スミスが歌うことになり、大きな話題となっています。主題歌のタイトルは『ライティングズ・オン・ザ・ウォール』(原題:Writing’s On The Wall)。9月25日に映画の公開より一足先に発売され、ボンド映画の主題歌としては初めて全英シングル・チャート初登場1位となる快挙を成し遂げました。

007ファンの間で賛否両論となっているこの曲ですが、イギリス人の男性ソロ歌手が主題歌を歌うのは、なんと1965年公開の『サンダーボール作戦』(原題:Thunderball)でトム・ジョーンズが歌った『サンダーボール』(原題:Thunderball)以来となります。1973年公開の『007 死ぬのは奴らだ』(原題:Live And Let Die)を歌ったポール・マッカートニーは、ソロではなく「ポール・マッカートニー&ウイングス」でのクレジットでしたし、1985年公開の『007 美しき獲物たち』(原題:A View to a Kill )の主題歌を歌ったデュラン・デュランもグループでした。ということで、実に50年振り、2人目のイギリス人の男性ソロ歌手による主題歌となったわけです。
そのサム・スミスは、2015年2月に行なわれた第57回グラミー賞で、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞、最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を獲得しています。ところが、最優秀楽曲賞を獲得した「ステイ・ウィズ・ミー〜そばにいてほしい」(原題:Stay With Me)という曲が、1989年にトム・ペティがジェフ・リン(ELO)と共作した「アイ・ウォント・バック・ダウン」(原題:I Won’t Back Down / 全米12位、全英28位)という曲に酷似しているということで、授賞式前から盗作の疑惑が持ち上がってしまいました。
このような曲の盗作の裁判をすると長年に渡って裁判が行われ、時間と弁護士費用が馬鹿になりません。また敗訴すれば莫大な賠償金を払うことになります。そこで、過去の多くの例を見てきたトム側は訴訟を起こさず,話し合いをすることを選択しました。その結果、お互いに損がないように、トムとジェフはこの曲の作家としてクレジットされ、音楽著作権料、つまり印税を12.5%受け取ることで決着しました。ちなみに、現在のクレジットは、このようになります。
written by Sam Smith / Jeff Lynne/ Tom Petty / William Phillips / James Napier
以下、トム・ペティ、サム・スミスのそれぞれの曲、そして、2つの曲がいかに似ているかを検証している映像です。
●Tom Petty And The Heartbreakers - I Won't Back Down 1989


●Sam Smith - Stay With Me


こちらは、"Stay With Me"のピッチを上げ、"I Won't Back Down"のピッチを下げて速さを同じにして繋げたもの
Sam Smith's "Stay With Me" and Tom Petty's "I Won't Back Down"


こちらは"Stay With Me"を"I Won't Back Down"のテンポにあわせて、繋げたものです
Stay with me / I won't back down (Mash up)


(TEXT by Peter Homma 2015/11/12)


007 スペクター
SPECTRE

2015年12月4日(金)公開
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
http://www.007.com/spectre/

2015年/アメリカ・イギリス/148分
SPECTRE © 2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

【ストーリー】
少年時代を過ごした「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド(ダニエル・クレイグ)。その写真に隠された謎に迫るべく、M(レイフ・ファインズ)の制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)と出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビ(アンドリュー・スコット)がボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニー(ナオミ・ハリス)やQ(ベン・ウィショー)の協力を得つつ、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイト(イェスパー・クリステンセン)の娘であるマデレーン・スワン(レア・セドゥ)を追う。死闘を繰り広げながらもスペクターの核心部分へと迫るなか、物語の舞台は氷雪のアルプス、そして灼熱のモロッコへー。ボンドは追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることになる──!

監督:サム・メンデス





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