ラブコメの帝王、ヒュー・グラントの新境地!
人生の書き直し方を教えてくれる自分探しの感動ドラマ!!

数々のロマンティック・コメディの名作を世に送り出し、世界中の女性の心に切なくも温かな火を灯し続けてきたヒュー・グラント。そんな彼が最新作で演じるのは、ハリウッドのトップから転落し、大学の講師を始める脚本家のキース。失敗を繰り返しながら、人生をやり直そうと奮闘する男を熱演し、新境地を開いた。共演は、『セッション』の鬼教師役で全世界の話題をさらい、本年度アカデミー賞®助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズ。家族の話をすると感激して平均30秒で泣いてしまうという前作とは真逆のハートフルな学科長に扮し、涙と笑いを誘う! さらに同じくアカデミー賞®助演女優賞受賞のマリサ・トメイが、キースに影響を与えるシングルマザーを相変わらずのキュートさ全開で演じる。監督はヒュー・グラントとは4度目のコラボとなる『ラブソングができるまで』のマーク・ローレンス。
誰もが必ず一度は人生につまずく。大切なのは、どうやり直すかだけ──。
迷えるすべての人を応援する"人生の選択"を教えてくれる感動作。 (TEXT by Yasue Miwa 2015/11/12)



『Re:LIFE〜リライフ〜』でシングルマザーの
中年女子大生を好演するマリサ・トメイの魅力
1964年NYブルックリン生まれ、今週末の12月4日に51歳を迎えるマリサ・トメイは年齢を重ねるごとにその魅力が増す数少ない女優の一人です。
1992年、ジョー・ペシ主演のコメディ『いとこのビニー』に出演し、アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。その後低迷した時期もありましたが、2000年以降は主役は張らずとも、名バイプレーヤーとして存在感を示し、着実に女優としてのキャリアを積んできました。
近年では2008年、ミッキー・ロークの復活作として話題となったダーレン・アロノフスキー監督作『レスラー』に出演。場末のストリッパー役を演じて大胆なヌードも披露し、惜しくも受賞は逃したもののアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、再びその演技力と存在感に高い評価が集まりました。

現在公開中の映画『Re:LIFE〜リライフ〜』の中でも、ウエイトレスの仕事をしながら脚本の勉強をするシングルマザーの女子大生ホリーを演じ、いい意味でも悪い意味でもいつも同じに見えるヒュー・グラントと息の合った演技を見せてくれています。

彼女の魅力は、体温を感じさせるような親近感。50歳を超えた現在でも、相変わらずキュートでセクシー、顔の小じわもどこか愛嬌があり、その笑顔に引き込まれてしまいます。しわ伸ばしやコラーゲン注射に忙しいハリウッド女優たちとは一線を画し、自然で美しい年の取り方をしているエイジレスな女優の代表格でもあります。次回作は、ブラッド・ピット、ライアン・ゴズリング、クリスチャン・ベイル共演の『The Big Short(原題) 』(2015年12月全米公開予定)、売れっ子俳優たちの中で、映画に味わいを添えるスパイス的な存在のマリサがどんな演技を見せてくれるか今から期待できます。

その彼女が出演しているおすすめの映画をご紹介。

『その土曜日、7時58分』
発売中  Blu-ray ¥2,381
(税抜)
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2007 CAPITAL FILMS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.

『レスラー』の1年前に公開されたこの映画は、『十二人の怒れる男』『狼たちの午後』『評決』と数え上げればきりがないほど数々の名作を監督してきた巨匠シドニー・ルメットの遺作でもあります。
主演は、今は亡き名優フィリップ・シーモア・ホフマン。マリサは彼の妻でありながら、弟役のイーサン・ホークと不倫をする役柄で、ねっとりとした色気を見せてくれます。そして俳優たちの演技はもちろんですが、撮影時には80歳を超えていたルメット監督の演出も冴えわたり、彼の真骨頂であるクールで乾いたハードボイルドサスペンスが堪能できる作品でもあります。

STORY
裕福な会計士のアンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)の妻ジーナ(マリサ・トメイ)は、うだつのあがらないアンディの弟ハンク(イーサン・ホーク)と不倫関係にあった。ある日ハンクはアンディからある強盗計画を持ちかけられる。狙うのは彼らの両親が営む宝石店、両親には保険金も出て、誰も傷つかないと説得されたハンクは、渋々と強盗を引き受けるのだが、…。

(TEXT by Miyuki Homma 2015/12/1)

映画で人生を豊かにしよう!
脚本の講師キースと脚本家を夢見る学生たち。『Re:LIFE 〜リライフ〜』には「映画を通して人生を豊かにする」というメッセージが込められています。映画を深く楽しむために、そしてあなたの人生を豊かにするために、本作に登場する“キーワード”を配給会社キノフィルムズ 宣伝部映画プロデユーサー 大谷 洋さんに解説して頂きました。

★TVシリーズ「トワイライト・ゾーン」
主人公キースが第2の人生に選んだNY州の田舎町ビンガムトンは、「IBM発祥の地」「回転木馬の数が世界一多い」「トワイライト・ゾーン」の生みの親ロッド・サーリングの故郷です。1959年から5年間全米放映したこの人気シリーズは、「未知の世界」(60年)、「ミステリー・ゾーン」(61〜67年)として日本でも放映し、SF・ミステリー・ホラーを融合した奇想天外なストーリーに誰もが夢中になりました。映画『トワイライト・ゾーン/超次元の体験』(83年)にはなんと、ジョン・ランディス、スティーヴン・スピルバーグ、ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラーという、のちの巨匠が参加しています。

★映画『クルーレス』 
イギリスの女流作家ジェイン・オースティンの小説「エマ」を現代風に大胆アレンジして映画化。クルーレス(=ダサい)になりたくない“愛と青春のハイスクールの日々”が描かれています。「これが僕の好きなオースティン作品」と人に薦めてしまうキースは、純粋なのか、天然なのか?

★映画『ダーティ・ダンシング』
圧巻のダンスシーンやアカデミー賞®に輝く主題歌が印象的な青春映画。名シーンに語り継がれるラストのダンスはおススメ!!

★映画『いまを生きる』
「教科書なんか破り捨てろ」「物事は別の視点で見ろ」など破天荒な教師役を、今は亡きロビン・ウィリアムズが熱演。厳格な女教授から「行儀よく」と説教されたキースがこの映画で学ぶと答えるなんて。

★俳優アラン・リックマン/歌手スーザン・ボイル
48歳で映画デビューするまでグラフィックデザイナーだったアラン・リックマンは、『ダイ・ハード』の悪役や『ハリー・ポッター』のスネイプ先生として知られる名優に。46歳まで教会のボランティアだったスーザン・ボイルは、素人オーディション番組を経て、今や世界的歌手に。努力して実を結んだ人々に対し、キースの才能は「開花が遅れただけ」、だそうです(笑)

★映画『スター・ウォーズ』
言わずと知れたSF映画の金字塔。『スター・ウォーズ』マニアのビリーが、もろパクリのような脚本を書いてしまう気持ちも、なんとなく分かりますね。

★映画『ハート・ロッカー』
爆発物処理班のアメリカ陸軍兵士の過酷な日常をえぐり、アカデミー賞®6部門を獲得した衝撃作。「この映画に近づいた」とキースが生徒の脚本をベタ褒めするということは、傑作が生まれる予感かも?

★映画『レザボア・ドッグス』
ビデオ店員だったクエンティン・タランティーノを一夜にして有名にしたクライムサスペンス&壮絶バイオレンス。『101匹わんちゃん』と並べて語ってしまう生徒たちには思わずツッコミ入れたくなります。

★映画監督イングマール・ベルイマン
難解な映画人の象徴のように評される映画監督・脚本家・舞台演出家。キースの指摘通り「ベルイマンの作品を3つ言える者はいない」という時代になりつつあるのかもしれません(泣)

★映画『マーティ』
アカデミー賞®4部門&カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した、イケてない男女のラブストーリー。これを参考に、社会に出て行けない若者にチャンスを見つけてほしいと願うキースはステキな教師ですね。
(TEXT by Yasue Miwa 2015/11/12)



Re:LIFE 〜リライフ〜
The Rewrite

2015年11月20日(金)公開
キノフィルムズ
http://www.relife-movie.com/

2014年/アメリカ/107分
©2014 PROFESSOR PRODUCTIONS, LLC

【ストーリー】
アカデミー賞脚本賞に輝き、一夜で名声を手に入れたキース・マイケルズ(ヒュー・グラント)。しかし、それから15年もの間、全くヒット作に恵まれない。妻にも逃げられ、一人息子とも会えず、遂には電気すら止められてしまう。キースは仕方なく、エージェントから紹介された、大学のシナリオコースの講師を引き受ける。NY北部の田舎町ビンガムトンに到着し、そこでは過去の栄光がまだ通用すると知って調子に乗るキース。懇親会では酔っ払って暴言を吐き、受講者は好みのタイプの女子大生たちを選ぶなどやりたい放題で、学科長のラーナー(J・K・シモンズ)に再三忠告を受ける始末。だが、娘を育てながら復学をしたシングルマザーのホリー(マリサ・トメイ)を筆頭に、生徒たちは真剣だ。みんな変わり者だが、心から映画を愛する彼らの情熱に触れるにつれ、キースの心の中でも何かが変わり始める──。

監督&脚本:マーク・ローレンス 





HOME | TOPICS | About Us

Copyright (C) 2015 All Rights Reserved by Cinema Graffiti.