“夢を信じる”あなたにエールを贈る、ディズニー映画最新作!
動物たちが人間のように暮らす、ズートピア。
そこは、誰もが夢を叶えられる<楽園(ユートピア)>…のはずだった。

『アナと雪の女王』『ベイマックス』に続き、ディズニーの新たな感動ファンタジー・アドベンチャーが誕生。“夢を信じる”ウサギの新米警官ジュディが、“夢を忘れた”キツネの詐欺師ニックと共に、楽園に隠された驚くべき秘密に挑む。
『アナと雪の女王』を含む数多くの感動作を世に送り出してきたジョン・ラセター製作総指揮のもと、『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワードと、『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーアが共同監督という最強タッグを組み、さらに音楽は『カールじいさんの空飛ぶ家』でアカデミー賞作曲賞に輝くマイケル・ジアッチーノが参加。
ユニークな世界観、観る者を釘づけにするサスペンスとアクション、そして、これまでのディズニー映画史上最も“リアルさ”を追求した動物キャラクターの魅力など、ワクワクする見どころ満載!



ヒトも住みたい楽園「ズートピア」ナマケモノばかりの
オフィスは実在する!?
 あらゆる動物が平和に共存し、"総活躍”できるハイテク文明社会ズートピア。
 「誰でも、何にでもなれる」が合言葉、動物たちの楽園です。
 主人公のジュディは、正義感が強くて優しいウサギの女の子。田舎町でニンジン農家を営む、ウサギらしい両親のもとで育ちました。でも、ジュディの夢は、憧れの都会で立派な警察官になること。大きな動物たちに混ざって特訓に励み、トップの成績で警察学校を卒業しました。
 
 そしてついに、念願の大都会へ! 
 ジュディの旅立ちは夢と希望にあふれていて、見ている私たちもワクワクしてしまいます。
 シャキーラが歌う主題歌「トライ・エヴリシング」の歌詞そのままに、やってみよう、なんでも。たとえ失敗したって、前に進み続けよう!と子どもたちには勇気を与え、大人たちには忘れかけていたチャレンジ精神を思い出させてくれる印象的なシーン。

 ところが、現実は厳しかった。マッチョな水牛の警察署長は、初日からジュディを戦力外と見なし、重要な事件の捜査に参加させません。 
 理想郷ズートピアにも、「差別」や「偏見」があったのです。体が小さいこと、女性であること、新人であること。何より、「ウサギはおとなしい」といった固定観念が、警察官に向いていないという思い込みにつながっています。
 性別、体格、野性時代の肉食・草食の違い。さらには「狡猾なキツネ」「従順なヒツジ」「王者ライオン」といったステレオタイプな印象が、それぞれの持つ個性をじゃまをし、自分らしさを発揮する妨げになっているようです。
 いま、ズートピアで起きている不可解な事件の裏には、そうした差別や偏見から生まれた感情が大きく関わっているのでした。

 これからの時代、平和な社会を実現させるためには、多様性を受け入れること、他者を理解することが不可欠です。現実の世界に目を向けてみると、それはかなりの難題かもしれません。映画のなかで、ズートピアの平和を取り戻すきっかけとなったのは、ウサギの警察官ジュデイとキツネの詐欺師ニックの友情でした。
 ウサギにとって、キツネは天敵。でも、恐れや不信感を乗り越えて、2人が本当の相棒同士になったとき、少しずつ何かが変わっていきました。

 余談ですが、筆者はいま、多民族国家マレーシアに住んでいます。この国には、マレー人、中華人、タミール人を中心に、あらゆる出身地の人が共存しています。宗教もイスラム教、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教ほか、さまざまな信仰を持つ人がいます。そのため、日常生活の習慣や価値観はバラバラ。衝突しないためには、自分と違う価値観を持つ人を認め、頭ごなしに批判したりしない、という寛容さが必須となってきます。
 こちらでは、ズートピアに出てくるナマケモノばかりのオフィスを彷彿とさせる光景もしばしば。ゆ〜〜〜っくりとしかコトが進まないのは、別に怠けているわけではありません。日本人のようにテキパキと仕事をこなすことが常識ではないだけ。そしてやっぱり、車を運転するときには、キャラが変わるのでした。

(TEXT by Komako Hattori 2016/3/20)




ズートピア
ZOOTOPIA

2016年4月23日(土)公開
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
http://www.disney.co.jp/movie/zootopia.html

2016年/アメリカ/109

©2016 Disney. All Rights Reserved.

【ストーリー】
動物たちが暮らすハイテクな文明社会、ズートピア。そこは「誰でも夢を叶えることができる」という楽園。ウサギ初の新米警官ジュディは、憧れのズートピアで、立派な警察官になる夢に向かって奮闘中。そんな時、奇妙な大事件が!ジュディは、ひょんなことから出会った “夢を忘れた”キツネの詐欺師ニックと共に、楽園に隠された驚くべき秘密に挑んでいく。はたして“夢を信じる”ジュディは、ニックを変え、そして“楽園”の危機にあるズートピアを変えることができるのか!?

監督:バイロン・ハワード、リッチ・ムーア





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