アクション映画の「掟」をすべて打ち破る、
NEWヒーローの出現に、全世界が騒然!

2/12に全米他で公開し、『スター・ウォー ズ エピソード 3/シスの復讐』(05)や『アバター』(09)を越えて20世紀 FOX 映画史上、最高のオープニング記録を叩き出した『デッドプール』。その勢いはとどまるところを知らず、120カ国で初登場1位(2/29時点)、全米ではなんと3週連続1位、全世界では『マトリック ス・リローデッド』の7億4200万ドルを超え、7 億4600万ドルを突破!R指定映画、世界興行収入ランキングNo.1!
この全世界で旋風を巻き起こしている「デッドプール」ことデップー、アメコミの歴史でも超「型破り」なヒーローとして有名。無責任で自己チュー。おしゃべりで下ネタも全開。でも、だからこそ憎めない!?
主演ライアン・レイノルズは、米ピープル誌が2010年に「最もセクシーな男」、2016年には「最もセクシーなパパ」に選んだ、女優ブレイク・ライヴリーの夫。「X-MEN」のキャラも加わった大暴走アクションの連打に、笑いとドラマチックな感動(!?)も…と、全方向で未体験のヒーロー、いよいよ日本に降臨!



アメコミヒーローの常識を覆すマシンガントークの
ぶっ飛びヒーロー誕生!
かつてアメコミヒーローといえば、DCコミックスから生まれたスーパーマンに代表される品行方正さわやかヒーローと、バットマンに代表されるダークヒーローに二分されていた。その後、スパイダーマンやアベンジャーズなど多くのMARVELヒーローが次々に映画化された。
最近では、人気が先行するMARVELヒーローに対抗して、先のDCコミックス二大ヒーローが戦ったり、DC勢が巻き返しを図って、続々新キャラを登場させている。ハリウッドのアメコミヒーローへの依存はますます過熱しているのが現状だが、どの映画を観ても内容はほぼ同じで、アメコミムービーファンの私でさえ正直いささか食傷気味ではある


そんな中、今回登場した『デッドプール』はアメコミ界のニューウェーブとも言えよう。一見、スパイダーマンと見間違うこの赤いマスクのヒーローはMARVEL軍団に属している。不死身の肉体を持つデッドプールは、X-MENからの熱烈な勧誘にも耳を貸さず、移動はタクシー、そして無類のおしゃべり好きで、人一倍口は悪く、下ネタを連発するマイペースな軽いノリが特徴だ。
運命的に出会った娼婦の恋人ヴァネッサを助けるために必死に戦う姿は、デッドプール本人も映画の中で語っているように、純粋なラブストーリーでもあり、ヒーロームービーには珍しくセクシーなラブシーンも満載だ。


デッドプールことウェイド・ウィルソンを演じるライアン・レイノルズも今までの女性にモテモテの二枚目俳優のイメージを打ち破ってのびのび演技をしている。自身がかつて演じたDCコミックス映画『グリーン・ランタン』のことを自虐的に触れている部分にも笑える。随所に映画ファンならニヤリとするギャグが満載で、アメコミはちょっと苦手だった人にも気軽に楽しめ、X-MENのスピンオフというよりも新たなジャンルのアメコミ映画の誕生とも言える。

アメコミ映画の第一弾は、ヒーロー誕生のストーリーが描かれ、どれもそれなりに面白い。肝心なのは2作目以降。この『デッドプール』の真価が問われるのは2作目以降の出来にかかっているとは思う。

暖炉の前に寝そべるポーズはあのセクシー俳優へのオマージュ?!

最後に、映画公式サイトでも使われているクマの毛皮に横たわるポーズについてのとってきのお話をご紹介しよう。このポーズは1972年、雑誌『コスモポリタン』に掲載されたバート・レイノルズのオールヌード写真をパロッたもの。主演のライアン・レイノルズと同じレイノルズという名前に引っかけたジョークだ。この元となった画像が気になる方は、「バート・レイノルズ_コスモポリタン」で検索してご覧ください。きゃっ!!

(TEXT by Miyuki Homma 2016/5/29)




デッドプール
DEADPOOL

2016年6月1日(水)公開
20世紀フォックス
http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/

2016年/アメリカ/108分
© 2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

【ストーリー】
タクシーに乗って目的地へ急ぐ、全身赤いコスチュームの男。彼は運転手に、自分の名前を「デッドプール」だと告げる。到着したのはハイウェイの上だった。デッドプールは、そこで宿敵への復讐を果たそうとしていたのだ。
そこからさかのぼること2年── ウェイド・ウィルソンは、かつて特殊部隊の有能な傭兵だったが、第一線を引退。好き勝手に悪い奴をこらしめ、金を稼ぐという、ヒーロー気取りの生活をしていた。そんなウェイドが一夜の相手として知り合ったのが、娼婦のヴァネッサ。最初のベッドインがあまりに“完璧”だったため、彼らは一年間の同居を経て、結婚を決意する。幸福な未来が待ち受けると思ったのも束の間、ウェイドは原因不明の痛みに襲われ、全身にガンが転移していると診断されてしまった。余命はわずか。激しく落ち込むウェイドに声をかけてきた男から末期ガンが治せると聞かされたウェイドは、その男の誘いで、ある施設へ連れて来られる。そこでは恐ろしいプロジェクトが進んでいた・・・

監督:ティム・ミラー





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