RONIN [Blu-ray] (2010/07/02) ロバート・デ・ニーロジャン・レノ |
★★★☆☆
パリ。謎の女、ディアドラのもとに、いずれも国家や組織からフリーの立場である5人の男たちが集まった。
中身も不明なある銀色のケースを盗み出すという任務のために計画を実行するが…。
カー・チェイスシーンなどは迫力もあり、民間人を大いに巻き込んだ
バイオレンスな銃撃戦なども迫力があります。
ただ、重要なキーワードとなる「銀色のケース」の中身があまりに不明すぎて
その背景も見えず、イマイチ緊急性というかそれぞれの緊迫感が伝わってこない。
なので銃撃戦やカーチェイスも形骸化してしまっている。
実際ケースの中身はさほど重要なものではなくなってきます。
でも主人公の「本当の目的」も説明が少ないセリフの中で賄われているので
実に分かりにくい不親切設計です。
RONIN=浪人であり、四十七士も例に出てくるのですが本当にただの飾りです。
設定にはほとんど生かされていませんです。
あと大好きなショーン・ビーンが可哀想な役。
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