ドリル・マーダーズ 美少女猟奇殺人事件

ドリル・マーダーズ 美少女猟奇殺人事件
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無題

★★☆☆☆

音楽家ラーヴンのもとに、彼の娘ヨハナが頭蓋骨を損傷され、殺されたと
警察から連絡があった。しかし彼女は、今しがた帰宅していた。間違いの電話で
あったことを確かめる為、ラーヴンはヨハナの部屋へ行った。が、彼女は様子が
おかしくなっており、黒い液体を吐きながら、彼に襲いかかって来た・・・・。
一方、その頃街では、電気ドリルが使われた連続殺人事件が発生し、その数は30を
越えていた。この異常な状況に警察は手をこまねいていた。
そして病院に収容された死体全てが動き始めた!

ノルウェー発の変わり種ホラーです。
ジャケットだけ見てるとスラッシャー系のイメージを受けますが、実際のところ
独特な世界観のある不思議な映画でございました。

冒頭、電動ドリルを持った謎の覆面男に襲われ殺害される少女。あ、見た目は大人です。
現場では警察による捜査が始まり、彼女の父親ラーヴンへ報告が入る。
しかしラーヴンからは「何かの間違いでしょう」との言葉、それもそのはず、彼の
目の前には帰宅し、パソコンに向かう娘の姿が…。

真夜中、未だにパソコンの前に座る娘を心配したラーヴンは彼女に
話しかけるも、返事はなく何やら様子がおかしく、意志のない屍の
ような姿になり果てていた。
ドラクエ風に言うと「返事がない ただのしかばねのようだ」

その頃、街では今回の事件と同様な事例が数多く発生しており、その
神出鬼没な犯人の行動はヨーロッパ各地へ広がりつつあった。
変わり果てた娘と共同生活を送りながらも単独で犯人を追うラーヴン。
彼がたどり着く事件の真相とは・・・。

すごく静か~~な物語です。
★中途半端にネタバレしていきますのでご注意ください。★

娘の回復を信じながら教え子に家を任せ犯人を追うラーヴン。
メタボなおじさんながらなかなかのフットワークと勘の持ち主です。
ある日目撃したのは犯人による犯行現場、そこでは犯人と行動を共に
する謎の男が・・・。
スーツ姿のやせ細った男は被害者に謎の液体を注入していきます。
これで生ける屍の出来上がりというわけ。

話の流れ上、“海底から湧きでた謎の物質”としか分からないこの物質は
人を屍のように変えてしまいます。どうやら複数存在する犯人一味もこの
液体を与えられ、スーツ姿の男に操られている様子・・・。

ラーヴンは一味の拠点へたどり着くも犯人に襲われてしまう。
そこへ助けに現れる刑事!グッジョブ!と思いきや油断してやられます。

その後何とか街へ戻るラーヴンは恐ろしい光景を目にすることに。
なんと街は例の一味に侵食されており、多数の人間が襲われゾンビ化
していたのです。わー大変。

そして家に帰ったラーヴンは変わり果てた娘と教え子の姿を見て絶望するのでした。

しまった、全部書いてもうた。

いやー感想に困る作品です。ゆるしてたもれ。

まぁ、なんでしょうか、その、面白くはないです。
が、たまには雰囲気重視の不条理ホラーでも味わおうか・・・という
酔狂なB級映画ユーザー様には良いかもしれません。

わぁ感想も投げっぱなしだぁ。



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