特攻野郎Aチーム THE MOVIE

特攻野郎Aチーム THE MOVIE＜無敵バージョン＞ブルーレイ＆DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]
(2011/01/07)
リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー他

★★★★☆

1年前。選りすぐりの特殊部隊『Aチーム』の面々が、何者かの謀略により無実の罪で逮捕された。
だがリーダーのハンニバルは、刑務所から脱獄、部下のフェイス、B.A.、マードックと合流する。
かくして復活したAチームは、無実を証明するために行動を開始していく…。

満足です。

原作信者やアクションエンタメ博士さんには不評との事ですが、原作を数回しか
観たことのない自分にはすんばらしいアクションエンターテイメント作品でした。

無理に原作に近づけた箇所を探したりキャラの違いに困惑したり、
人それぞれ違うはずの演出の好みを押し付けようとするのは滑稽。
こう言った作品を観る上でとても損をするかと思うのれす。

個人的にこういったイカれたキャラが集まって派手にドンパチやらかす
映画が大好きなので前半からかなり盛り上がりました。
その上演者がリーアム・ニーソン（96時間など）、ブラッドリー・クーパー（ケース39など）、
シャールト・コプリー（第9区など）、といった個性的な面々！
そしてクイントン・ジャクソン…お前…。
格闘家”ランペイジ”・ジャクソンとしての彼しか知らないけどいいキャラでした。
演技はB級以下なんですけどね。

パイク役のブラッドリー・クーパーはちょっとだけレイ・リオッタを彷彿とさせます。
スモーキン・エースでは演者と裏方両方やってるんですね。
リンチ役のパトリック・ウィルソン（パッセンジャーズなど）もセクシーで良いです。好みです。

ヘリが宙返り、飛ぶ戦車、「飛び出す」3D映画、女たらしにいかれ野郎。
マシンガンはもちろん戦闘機にミサイルにグレネードにバズーカランチャー。
『観たいなぁ～』と思うバカシーンはすべて見せてくれた気がします。

原作と関係の無い小ネタも嬉しいんですよね。
マードックが『映画：ブレイブハート』をパロディしてみたり、リンチが
『これはリアル版コール・オブ・デューティだな』なんてセリフも楽しかった。
（※CODは超人気のFPSタイプの戦争ゲームです。私も大好きです。）

後半以降はちょっと雰囲気が変わりましたね、もっと前半のバカ加減でも良かったかなぁ、
などとチラっと思いましたが十分にお腹いっぱいです。
続編は、うーん興行的に難しいのかな？でも観てみたいな。

ノリや駆け引きが良いので恋人同士にもお勧めできるアクション映画ですよ。

スタッフロール後に登場するあの人達が活躍した『TV版Aチーム』も観たくなりますた。