キングダム・オブ・ヘブン(ディレクターズ・カット) [Blu-ray] (2011/03/02) オーランド・ブルーム、エヴァ・グリーン 他 |
★★★★☆
12世紀のフランス。妻子を亡くし失意のどん底にある鍛冶屋のバリアンの元に、
十字軍の騎士・ゴッドフリーが訪れて、自分が父親だと告げる。バリアンは父に従い、
聖地エルサレムへと旅立つ。当時、聡明なキリスト教徒の王ボードワンと、回教徒の
カリスマ的指導者サラディンによって束の間の平和が保たれていたエルサレムだったが、
権力の座を狙う一派の卑劣な振る舞いにより危機が迫っていた…。
リーアム・ニーソンは良き父親役が似合いすぎる。
さすがにディレクターズカットは長い!3時間超えは久しぶり。
しかしながら迫力のあるシーン、ダイナミックに演出された歴史スペクタクルに
心が踊ります。やはり男に生まれたからには男らしい話に惹かれるもの。
この映画の中では、主人公バリアンの勇敢さ、人徳、信念が大きく目立ち、
まさに歴史的な英雄譚として描かれていますが、その活躍の多くはフィクションです。
ボードゥアン4世、ヒッティーンの戦い、エルサレム王国、この3つのキーワード
だけでも目を通しておくとこの映画の内容をさらに楽しむことができそうですね。
多くのフィクションと、無くてはならない史実の存在を垣間見ることが出来ます。
むしろすごいのはエドワード・ノートンが演じる『ボードゥアン4世』ではないでしょうか。
幼少児より知力、身体能力に恵まれたエルサレム王であり、晩年は『らん』に全身を侵され
ながらも、エルサレム王国の繁栄と統治に全力を尽くし、24歳というあまりにも短い生涯を
閉じる悲劇の王様です。
彼以外の実在の人物を追ってみても面白いです。
wikiなんかをちらっと読んでみると、エルサレムと宗教をめぐる覇権争いがいかに壮大で
あるかも見て取ることが出来ます。決して歴史が得意ではないですが、物語として読むと色々
感じるものがありますね。
歴史スペクタクルファンにはかなりおすすめです。
一度観たという方もぜひディレクターズカット版も腰をすえて観ていただきたいですね。
今作のラストはそのまま『ロビン・フッド』に続いてしまいそうな感じですなぁ。
さて、これを期にまたこの系統の作品を観直してみようかな。
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これは、ディレクターズカットで観て欲しい映画ですね~。
人物描写の深みが全然違う。
ロード・オブ・ザ・リング以来、戦闘シーンがどれみても満足できなかったんですが、これはまずまずよかったです。
ロビンフッドは、割とちんまりしてましたよ(笑)
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後半の迫力はすごいですよね^^!
前半~中盤はやはり各人物のドラマ性でしょう!
これと比べてしまうとロビンフッドは…残念でしたね…↓
重さというか内容の濃厚さが^^;
オーランドもラッセル兄貴も大好きなので次回に期待☆