グリーン・ホーネット

グリーン・ホーネット
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グリーン・ホーネット [Blu-ray] グリーン・ホーネット [Blu-ray]
(2011/06/08)
セス・ローゲン、ジェイ・チョウ 他

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★★★☆☆

全身グリーンのスーツとマスクで正体を隠し、毎夜のように犯罪者と戦うヒーロー
“グリーン・ホーネット”。彼の正体、それは新聞社の若き社長ブリット・リイド。
昼間とは別の顔を持つ男ブリッドは、ハイテク装置満載の愛車ブラック・ビューティーを
駆って、相棒のカトーと共にギャングの支配者ベンジャミン・コドンフスキーを追い詰めていく。

一瞬ジョン・マルコヴィッチと間違える。

セス・ローゲン主演のヒーローアクション。最近DVDで観たものだと『40歳の童貞男』で
主人公を取り巻く友人キャラクターの一人として出演していました。
相棒のカトーは『頭文字(イニシャル)D THE MOVIE』で主人公藤原拓海を演じたジェイ・チョウが
主人公を食うほどに魅力的に演じております。

今作に関しては全く予備情報無しで観賞に至りました。
主役のセス・ローゲン自体の存在を知ったのも実はごく最近なのです。
個人的な理由で最近かなりの多忙なのでいつの間にかレンタルになっていた注目作品が
多く、レビューのスピード感も落ちてきています。

さて、本作についてもいつの間にか陳列されていた状態。
なので、そのイマイチ甘ったるい内容に関しても、まぁこんなモノかと納得して観れます。
「今夜はカレーよ!」と言われて帰ったらハヤシライスだったという拍子抜けが無い分、
素直に見れた感じがします。

冒頭、大好きなジェームズ・フランコが登場したのでワクワクしたのですが、
クリストフ・ヴァルツの引き立て噛ませ犬でしかなかったので残念。
一方のクリストフ・ヴァルツ演じるチュドノフスキーはなかなか楽しい役でした。

紅一点のキャメロン・ディアスですが…肝心のキャラが定まっていない…。
キャメロン姉さん自身も結構困ったんじゃないでしょうか?
やっぱヒーローの秘書役としてはグウィネス・パルトロウが至高ですよね。

結局中華圏と日本どっちを押して行きたいんだよ!
と思うシーンやセリフがたくさんあるのですが多分作り手も深く考えず、
ただ単にごっちゃになってしまっていると見るほうが自然でしょうか。

格闘有り、ガンアクションあり、笑いあり、メカニック有り、カーチェイス有り。
いろんな食材が組み合わさっているのですが『キック・アス』のレベルには遠いでしょう。

なので『よっしゃ!カレーを食うぞ!』ではなく『今日はシチューくらいにしとこうかな』
程度の気楽なテンションで各食材を味わってみてはいかがでしょうか。

ブルース・リー IN グリーン・ホーネット [DVD] ブルース・リー IN グリーン・ホーネット [DVD]
(2003/11/27)
ブルース・リー、バン・ウィリアムズ 他

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