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俺たちフィギュアスケーター [DVD] (2009/11/27) エイミー・ポーラー、ウィル・アーネット 他 |
★★★☆☆
マイケルズとマッケルロイはアメリカ・フィギュア男子シングル部門でのライバル同士。
マッチョでロックスターのように振舞う男性的なマイケルズに対し、マッケルロイは繊細で
女性的と、演技も対照的だ。二人は大会で共に1位になるが、その表彰式で乱闘を始めてしまい、
金メダルは剥奪、スケート界から永久追放されてしまう。失意の日々を送っている二人だが、
シングル部門以外なら復帰できることを知り、ペアを組むのだが…。
大御所コメディ俳優ウィル・フェレルと『恋愛ルーキーズ』『バス男』で人気の
ジョン・ヘダー主演のスポーツコメディ。
実力・名声共に代表クラスフィギュアスケーターのマイケルズとマッケルロイは
ある世界大会での乱闘騒ぎでシングルスケート界を永久追放に。
そして三年後、マイケルズはスケートショースタッフとして働いていたものの彼の
素行の悪さが問題となりクビに、一方のマッケルロイはスケートショップで生計を立てていた。
そこに彼の熱狂的ストーカーであるヘクターが現れてこう告げる。
『シングル界は追放されたけどペア部門なら大会に出場できる』
いいですねー。僕こう言うの好きですよ。
彼の助言でマッケルロイの瞳に希望の光が挿し込み、それを喜んだヘクターは
去り際に爽やかにこう言うんです。
『あ、いつか殺すからねっ』
うーん、大好き。
いい奴的要素はたっぷりなのですが屈折した愛情表現だけはストーカー的なまま。
その後の登場回数が少ないのがとても残念なくらい良いキャラクターでした。
その後なんともアホな理由で主人公ふたりの可能性に開眼したコーチの指導により、
フィギュアの世界大会を目指す二人なのです。
前編通して安心して楽しめるコメディ映画ですし、時折サーシャ・コーエンを始めとする
マジの有名フィギュアスケーターらもスパイスとして楽しみましょう。
主人公ふたりのライバルとしてあらゆる嫌がらせを行なうウォルデンバーグ兄弟を演じた
ウィル・アーネットとエイミー・ポーラーは夫婦だったんですねー。へー、へーへー。
特にウィル・アーネットはその独特な顔立ちのせいもあってとてもコミカルでしたね。
ジョン・ヘダーの養父役でウィリアム・フィクナーが登場してますがこの人は本当
シリアス・コメディー問わず色んな場面で味が出せますなぁ。
実は器用なウィル・フェレルですがこの映画での彼はかなり彼らしい感じ。
ロックかつ繊細なキャラクターをお楽しみ下さいませ。
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この作品で始めてウィル・フェレルという俳優の存在を知りました。
彼は本国アメリカでは大人気のコメディアンの様ですが、芸風がかなり下品なので日本ではほぼ無名らしいですね。(確認してませんが、これを勧めてくれた友人はそう言ってました)
もう一人の主人公を演じたジョン・ヘダーもこの作品で知りました、マッチョで男臭いウィルと正統派美青年のジョンが、最初はいがみ合いながらも最後には意気投合して、本番で見事な滑りを見せる所はただただ感動しました。(コーチはちょっとヤバかったけど)
この作品はコメディ要素のあるヒューマンドラマですね、素直にいい作品だと思うしまた素直に感動しました。
映画好きなら誰にでも勧められる良作ですね。
この後にズーランダーを観たのですが、ウィル演じるムガトゥはギャップが有り過ぎて笑いが止まりませんでしたwwwwwwww
ウィル・フェレル、素晴らしいコメディアンであり役者ですね。
もっと日本でも人気が出ていいはずですよ。
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>>マロさま
私もウィル・フェレルを知ったのは比較的最近です。
確かマーシャル博士の恐竜ランドの年に俳優の長者番付に
入っていて、『誰だこいつ』と思ったのが始まりです。
今思えば本当に恥ずかしい。
時にぎりぎりのネタを繰り出す彼ですが、実は器用な役者さん
なんですよね。まだレビューを書いていませんが『主人公は僕だった』
なんかは結構良い感じ。一方、『奥様は魔女』ではGラズベリー賞を
受賞してしまうなど色んな印象があるコメディ俳優さんです。
『俺たちシリーズ』は数多くあるので制覇しちゃって下さい^^
正月にリリースになる『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』
は豪華俳優陣と贈るアクションコメディです。こちらも要チェックですね!