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バイオ・インフェクション [DVD] (2014/02/05) ダグ・チャップマン、カイラ・ザゴルスキー 他 |
★★☆☆☆
生物化学兵器に感染し、殺人マシーンとして死んでいった仲間の無念を
晴らすために戦う男を描くアクション。軍上層部が仕組んだ生物化学兵器の
人体実験に巻き込まれ感染し、凄惨な殺し合いの犠牲になった兵士たちのため、
生き残ったジョンは復讐を誓う。
ゾンビカテゴリにしていますがゾンビではないです。
っていうか敵がなかなか出てこねぇ。
ジャケットとかジャケ裏なんかのクオリティがそこそこなのに中身が伴っていません。
一番致命的なのが出演者の演技力。
テレビムービー的なB級作品は演者さんの質がどんどん上がっている反面、
こちらはただの低予算映画という感じの質感です。
たとえそうでも敵の迫力やアクションシーン、演出などでカバーできる
作品もあるのですが、この作品はいまいち何が見せ所なのかがわからないですね。
無人島で行われていた「兵士を凶暴化させる」生物兵器の実験の生き残りが
主人公なのですが、のっけから一般人に翻弄されているという始末。
最強のソルジャーらしい戦いっぷりも見えません。
ヒロイン(DVDジャケットの人)の演技も見た目の雰囲気に伴わず残念でした。
ちなみに主人公のマッスルボディもいっその事もっとセリフを少なくして
寡黙な凄腕ソルジャーみたいにしたほうが良かったんじゃないかと思います。
遭遇する敵さんの雰囲気はよしとして問題はその数。
この手の作品で敵の登場シーンが少ないとなるとどうしてもダラダラした
時間が長くなってしまいます。
カナダ作品とのことですが、「ゾンビーノ」や「悪魔の毒々バーガー」みたいに
コメディ要素を加えた作品は結構面白いんですけどね~。
雰囲気勝負のゾンビ映画が多いのが持ち味なんでしょうがもうちょい頑張っていただきたいです。
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