デビルズ・アイランド [DVD] (2007/01/01) イウィ・ライマン、ミシェル・ボース 他 |
★★☆☆☆
メキシコのとある海岸。アメリカ人サーファーらがキャンプ中何者かに襲撃を受ける。
その直前にサーファー(兄)からメキシコへの誘いを受けていた弟は、仲間の男女4人と
共にメキシコの海岸へ車で向かうことに。
長旅を終えてたどり着いた海岸に兄らの姿は無かったものの、自然と波を楽しむ一行。
しかし、彼らは海岸の異様な状況に次第に飲み込まれていく…。
悩んだ末にゾンビカテゴリーに入れてしまいました。
低予算のゾンビ亜種モノですが、それなりの設定と役者さんでございました。
特に仲間のお姉さん二人はビジュアル的にはかなりのハイレベルで興奮します。
ただ、何にこだわって作っているのかが分からない作品でした。
心地良いメキシカンミュージック、友情・恋愛模様、美麗な景色と波乗りシーン。
いまいち隔離された海岸で巻き起こる『呪いパニック』と絡みつかないんですよね。
さてホラー設定はというと、あの世界的に有名な「人民寺院」のような
カルト教団がメキシコの海岸に小さなコロニーを形成し、共同生活を始めます。
しかし、自給自足に失敗した彼らは飢餓に苦しむことに、これを救ったのは
教祖が用意した「食料」だった、が、その内容はコロニーで行方不明になった
子供だったのです。
怒りに震えた信者達は教祖のまぶたを切り取り、太陽に向けたまま生き埋めにします。
教祖は呪いの言葉を吐きながら生き絶えますが邪悪な存在に魅入られ、その後は
メキシコの海岸で仲間(ゾンビ的な)を増やして続けている。というもの。
奴らの場合、人間だけじゃなくだいたい何でも食べるという所がほかと違いますね。
不可解な設定などへの突込みどころはかなり多いものの、このようなウンチブログの
読者様なら暇つぶし程度には楽しめる(耐えられる)作品だと思います。
ちらっと出てきた『自然は守ろう』的なメッセージは確実に必要なかったよね。
あと、序盤の生きたまま鶏食うヤツとかマジにいらない。
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