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アデル/ファラオと復活の秘薬 ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray] (2011/01/07) ルイーズ・ブルゴワン、マチュー・アマルリック 他 |
★★★☆☆
1911年、冒険家アデル・ブラン=セックは、不慮の事故で植物状態である妹アガットを
救うためにエジプトに伝わる“復活の秘薬”を手に入れようとするが盗賊の襲撃を受ける。
同じく、いつも彼女の邪魔をするデュールヴーによって石室に閉じ込められてしまう。
アデルが脱出を試みる一方、パリでは、謎の巨大な怪鳥が現われて人々を恐怖に陥れていた。
内容の薄い幕の内弁当はいかがですか?
ルイーズ・ブルゴワン演じるアデルはキュートで活発な冒険家、しかし愛情深く
女性らしい一面や知性を揃える魅力的なキャラクターです。
ルイーズさんのふわふわした表情は日本人受けするかも?
私自身、エジプトでの謎解きアクション大冒険、つまるところが『レイダース』や
『トゥームレイダー』的な内容を期待していたのですが全然違いましたね。
~今回はこの辺からネタバレ注意です~
結論から言えばドタバタコメディである本作。
楽しい点や魅力的な点が多い一方惜しいところも多いのです。
特に主人公とラムセス二世の従者のミイラ以外、あんまりキャラクターが
役に立っていない所はすごくもったいない。
優秀だけど気の抜けたカポニ警部についてはあの程度で良かったのかも。
その他植物園に務めるシャイな青年アンドレフ、意識過剰な猛獣ハンター・サン=ユベールなど、
それぞれにスポットが入り、派手に活躍すればもっとお祭り騒ぎができたかも。
瀕死状態の妹についても後半あっさりとジョークポジションになった点については
フランス映画の恐ろしさを体験することができました。
あと蘇ったばかりのエジプトのミイラ達がガンガンフランス語喋るのも思い切ってて
清々しさすら感じました(眠ってる間に学習できるそうです)。ああ言うの好きですよ。
そしてなんやかんやでラスト、アデルは旅行のため巨大客船に乗り込みます。
しかしその後を追うのは冒頭で主人公を罠にはめたデュールヴーの手下たち…。
その上乗り込んだのは客船には『TITANIC(タイタニック号)』の文字が。
悲劇的なラストを想像させたいのか、それとも続編を感じさせたいのか。
まずはこのデビュー作品をお気軽にお楽しみください。
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確かにジャンルに困る内容でしたねー
アデルは可愛かった(^-^)
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愛嬌はたっぷりの映画でしたね~☆
アデルさん役はコメディ部門のお天気お姉さんみたいですね。
今後の喜劇風作品での活躍を観てみたいです。
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ラストのタイタニックは、タイタニック沈没の原因とされる諸説の中に「ファラオの呪い」というのがあるためかと思います。一緒にミイラ軍団のりこんでましたので、そういうネタふりかなぁ、と思いました。
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なんと!なるほど!そんな深みがあったのですね^^
調べてみたところ都市伝説的なものが諸説あるようで…勉強になりました!
ぜひまたお気づきの事などあればお待ちしております。
ありがとうございました☆