モールス [Blu-ray] (2012/01/07) クロエ・グレース・モレッツ、コディ・スミット=マクフィー 他 |
★★★☆☆
1983年の冬。12歳の少年オーウェンが暮らす団地の隣室に謎めいた
少女が父親と越してくる。学校では陰湿な苛めにあい、家では精神的に
不安定な母親との息苦しい生活に孤独感を強めていたオーウェンは、
アビーと名乗る少女と夜の中庭で言葉を交わすのが楽しみになる。
やがて、壁越しにモールス信号を送り合うようになり、アビーはオーウェンに
苛められたらやり返せと励ます。同じ頃、町では連続猟奇殺人事件が起きていた。
クロエ・グレース・モレッツ(『キック・アス』、『500日のサマー』など)
コディ・スミット=マクフィー(『ザ・ロード 』など)
イライアス・コティーズ(『シャッターアイランド』、『フォースカインド』など)
はい、すっかりおなじみのクロエちゃんです。
今作では『ぼくのエリ 200歳の少女』のハリウッドリメイク版で登場です。
あー、もう、もうね、もう…。
可愛すぎでしょ。
さて、今作はオリジナル版のほぼコピペ映画となっております。
ただし、かなり簡略化されてるのでご注意下さい。美しい構図や雰囲気も
コピーされた映像ですのでオリジナル版を未見の方はぜひ御覧ください。
“原作が同じなだけ。これは別の映画である”という反面、オリジナル版は
“リメイクの必要がない名作”とも言っている作り手ですので、かなり難しい
制作課題だったのではないでしょうか。ですので今回は広い心で楽しみましょう。
と、いうことでゆるく行きます。
『勝手にハリウッド美少女コンテスト』で2位の彼女は現在限りなく一位に近い
存在で、その表情と演技は常に心を掴んで離しません。離してくれません。
孤独なヴァンパイアを演じる今作でもその魅力はたっぷりです。
映画自体がコピーな分、大部分がクロエちゃんを見て楽しむ内容の作品でした。
オリジナル版であんなに美しかった主人公も今作ではなんだか爬虫類顔で
『そりゃお前イジメられちゃうだろ』みたいな貧相な感じです。
でもクロエちゃんとあんなにマッチアップできるなんて羨ましい。
いやーまったく、こんなヴァンパイアなら襲われてみたいもんだ。
さぁ来たまえよ!さぁ!吸うてみぃ!
あ、いや、ホントすいませんでした。
初見の方には非常にライトに楽しめる作品ではありますが、
ちょっと残念なのは『街の飲んだくれが集まるシーン』や『猫のシーン』
『プールのシーン』などが削られているところ。
逆にアビー(オリジナル版のエリ)の世話係のシーンやセリフが付け加え
られていたんですが…いりますかねあれは。
あ、でも”少年時代からアビーと一緒”というような設定にしたのはアリかなと。
本当はホモショタ先生なんですけど。
もともと映画内では表せなかった色んな設定のある作品なのですが、
そういうのを全く意識しないで良い、逆に言うと設定があることすら
悟らせない様なロマンス作品になっちゃってるんですよね。
悪く言えば粗悪なコピー品ですが、ファンや未見の方にはよろしいかと。
でも一度オリジナル版と見比べて欲しい作品ですよね。
モールス
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1312603508/1 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/08/06(土) 13:05:08.14 ID:NZTLXLRi 公式サイト http://morse-movie.com/ 3 :名無シネマ@上映中:2011…