007 スカイフォール

007 スカイフォール
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007/スカイフォール [Blu-ray] 007/スカイフォール [Blu-ray]
(2013/08/02)
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム 他

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★★★☆☆

トルコ イスタンブール。MI6(英国情報局秘密情報部)のエージェント007ジェームズ・ボンドは、
各地で潜入捜査をしているNATOの諜報部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した
敵を追跡し、その組織をあと少しのところまで追い詰める。しかし、あと一歩まで迫ったところで、
先に潜入していた同僚エージェント ロンソンが傷を負ってしまう。そんな中、上司のMは非情にも
敵の追跡を最優先にするよう指令を下す。後から駆け付けたアシスタントエージェント イヴと共に、
敵を追跡するボンドだったが……。

ダニエル・クレイグ(『カウボーイ & エイリアン』、『ディファイアンス』など)
ジュディ・デンチ(『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』、『J・エドガー』など)
ハビエル・バルデム(『ノーカントリー』、『コラテラル』など)
レイフ・ファインズ(『タイタンの逆襲』、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』など)
ナオミ・ハリス(『フェイク シティ ある男のルール』、『マイアミ・バイス』など)

あづい。

あっつ~~。夏だね。夏。
仕事もなんだか忙しいし。本当バテ気味だね。
こんな時はエアコンの効いたお部屋でただただごろりんちょしたいね。

さて、久々の007シリーズ最新作ですがこちらも暑かったです。

骨太でかなりシリアスなシリーズとなったダニエル007ですが、今作でも
かなりのシリアス加減を見せてくれます。
反面、ライトには楽しみにくい集中力のいる作品になりましたね。

冒頭の引き込み方はかなりいいです。
007シリーズって本当オープニングにパワーを使っていますよね。
音楽といいCGといい、あの独特の雰囲気・世界観には目を奪われます。

その後の展開ではちょっとこじんまりしているように感じた、というか
テーマを人間関係に絞った内容だったのである意味では期待はずれと
言えるかもしれません。

というのも、ちょっと前に観てしまったのがピアーズ・ブロスナン主演の
007シリーズだったというのもあり、全く別の世界観を想像してしまった
私が悪いのでしょうね。

スカイフォールなんてダイナミックなSF的サブタイトルがついてるしさぁ…。

とは言え、ハビエル・バルデムの怪演が観られたのは非常に嬉しい。
別にあの特殊メイクシーンがなかったとしても、キャラクターが持っている
怨念や設定があれば十分に人間離れしたキャラクターを見せてくれそうな
俳優さんですよね。

Mことジュディ・デンチの活躍が太かったのも今作の特徴でしょう。
ピアーズ時代からの貴重な演者さんですからねぇ。
彼女の後釜が誰になるのかというのも注目の一つでしたね。

全体的にアクションがコンパクトになっており、超ド派手というような
シーンは少ないですが、それでもやはり007シリーズ、様々な視覚効果で
映画を彩っています。
前半の軍艦島のシーンまでが相当華やかなので、展開が変わる後半は
こちらもテンポを合わせていくことが必要になってくるでしょう

かなり節目としての役割を感じる作品でもありました。
今シリーズの今後に期待です。



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