ロビン・フッド
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ロビン・フッド ディレクターズ・カット版(2枚組) [Blu-ray] ロビン・フッド ディレクターズ・カット版(2枚組) [Blu-ray]
(2011/04/15)
ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット 他

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★★★☆☆

12世紀末、十字軍を率いるリチャード王がフランスで戦死。戦闘に加わっていたロビンは、
帰国途上のある日、イングランドの騎士ロバートの暗殺現場に遭遇する。
瀕死のロバートからノッティンガムの領主である父ウォルターへの遺言を託されたロビンは、
帰郷したのちノッティンガムの地を訪れる。遺言を届けに来たロビンにウォルターは、
領地を没収されないよう亡き息子になりすますよう持ちかけるが……。

駆け足とも言えるしテンポが良いとも言える。

さて、とっても有名な伝説の義賊ロビン・フッドの前日譚となる今作、ちょっぴり
歳をとりすぎのラッセル・クロウが体を張って演じてくれております。
そして、マリアン役はケイト・ブランシェット、こちらもやや歳があれなんですが
なかなかキュートな仕草や表情を観ることができるので新鮮で楽しかったですね。

結構キャラクター構築が大変だったのではないでしょうか。
特にジョン王、英国の土地で『歴史上最悪の王』というような位置づけの彼ですが
イマイチ「もしかしたらイイヤツなんじゃ」という感じも捨て切れません。
とはいえ今回はマーク・ストロングが一番残忍で悪いキャラとして目立たないと
いけないから別段これでもいいんですけど。。。

嫁のイザベラ・オブ・アングレーム役のレア・セイドゥは『イングロリアス・バスターズ
のシャルロット役の人ですね。超可愛いじゃない。
今作ではアバズレですがなかなかの精神力がある女性を演じています。

物語を牛耳ったのは実はウィリアム・ハートだったんですね~。この辺が一番良かったかな。
リトル・ジョン役のケヴィン・デュランドは器用な人なのでこれからも活躍が増えるでしょう。

歴史の解釈はさておきロビン・フッドその人の解釈というのは時代によっても人によっても
それぞれなので『こんなのロビンフッドじゃない!』なんて物言いはやめましょうね。

演説や戦闘の迫力や壮大さはやや少ないですが十分に見どころのある「楽しい」作品に
出来上がっています。長さの割にテンポがいいので自然にみれるのではないでしょうか。

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昔このアニメが大好きだったんですよね~。凄くいいんですよ!

グラディエーター ≪初Blu-ray化!!≫ グラディエーター ≪初Blu-ray化!!≫
(2009/12/02)
ラッセル・クロウホアキン・フェニックス

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