16ブロック [Blu-ray] (2010/04/16) ブルース・ウィリス、モス・デフ 他 |
★★★☆☆
夜勤明けで署に戻った刑事ジャック・モーズリーは、上司に簡単な任務を課せられた。
それはわずか16ブロック先の裁判所まで囚人エディ・バンカーを護送するというもの。
嫌々任務を引き受けたジャックはエディを車に乗せて護送を始めたものの、
渋滞やうるさいエディに嫌気がさし、エディを車に残したまま酒を買いに行ってしまう。
だがジャックが車に戻ってくると、そこにはエディに向けて銃を構える男がいて……。
見ごたえはそれなりにありますべ。
警察役が大好きなブルース・ウィリスがやっぱり警察役で登場するアクション映画。
今回は色んな過去や酒で埋れていた”正義”を掘り起こして戦うおじさんデカを演じてますね。
今回キーワードとなる証人の囚人役のモス・デフ(『ミニミニ大作戦』など)は、おしゃべり
だけど理性的な役どころ。
大好きなデヴィッド・モース(『ザ・ロック』、『パッセンジャーズ』など)は冷静な悪役が
結構似あっていますね。ただ一作『ダンサー・イン・ザ・ダーク』だけはトラウマですが…。
人情ある相棒役や脇役を与えてもいい働きをしている素晴らしい俳優さんだと思います。
この映画、別件で捕まっていた囚人がある事件の証人として主人公に護送されるのですが、
突然囚人が殺されそうになる場面に遭遇します。
実はこの囚人、警察内部の悪事を暴露する証言をしに行く途中であり、襲ったのは警察関係者。
酒浸りのダメ警官である主人公が護送役に選ばれたのもそんな理由からだったのです。
ですが我らがミスター・ダイ・ハードは困った囚人を売ったり簡単にヤラれたりはしません。
埋れていたジャスティススピリッツを呼び覚まし、果敢に”悪”と戦います。
わずか16ブロック先の目的地へ護送するだけの仕事が命がけの任務となってしまったわけですが、
銃撃戦に心理戦、カーチェイスに格闘シーンと、色んなお楽しみを盛り込んだスピード感
溢れる映像が出来上がっています。
緊迫感溢れるクライマックス周辺は中々かっこ良かったですね。
少しずつ囚人と心を通わせる主人公。
その中、囚人の「俺、シャバに出たら更正してケーキ屋がやりたいんだ」などと死亡フラグ
丸出しのセリフなどが飛び出します。戦争映画だったら八割は死ぬパターンです。
大きく暖かな夢を描く囚人と彼だけでなく自分の信念を守るために戦う主人公。
その結末やいかに…。
ササッと見られるお手軽アクションです。未見のかたはどぞ。
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楽しい作品ですよね。
ブルース・ウィリスの役作りに驚かされました。ホントに酔ってそう!
>「俺、シャバに出たら更正してケーキ屋がやりたいんだ」などと死亡フラグ丸出しのセリフなどが飛び出します。
ありましたね~(笑)
たった16ブロックの道のりなのに、このセリフで不安がかなり増してしまいました。
中国人のおじいさんとのやり取りがお気に入りです。
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そうなんですよ!
『全部ダイ・ハードやんけ』というイメージから逸脱したキャラでした^^
あのセリフ、戦争映画ならクライマックスを待たずに
壮絶な戦死を遂げてしまうせりふです☆
勝手ながらLinkを貼らせていただきました><
今後ともよろしくお願いいたします!
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私もデヴィッド・モース、大好きですよ!
いい塩梅の憎たらしさ、いい塩梅の人情味など、素晴らしいですよねー
なるほど。普通に楽しめそうだし、これ、観なきゃ^^
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外見はラッパーのようですが(っていうかプロのラッパーですがw)確かに人間らしい
キャラクターをやることが多くていいんですよね~(^^)
かる~く楽しめる映画なのでお暇な夜にぜひ☆
16ブロック/それでも人は変われるのだ
16ブロック16 Blocks/監督:リチャード・ドナー/2006年/アメリカ
ブルース・ウィリスがめちゃめちゃ具合悪そうです。
『数字+単位』のタイトルの映画って、タイトルで損をしているなーって思うときありませんか? 区別つきにくいし、内容わからないし、見てみようっ…