アイ・アム・ナンバー4

アイ・アム・ナンバー4
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アイ・アム・ナンバー4 ブルーレイ+DVDセット   [Blu-ray] アイ・アム・ナンバー4 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
(2012/01/18)
アレックス・ペティファー、ダイアナ・アグロン 他

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★★★☆☆

故郷の星・ロリアンを追われ、地球に逃れてきた9人の若者たち。
彼らは守護者とともに、地球の各地に散らばっていた。ある日、3番目の若者
“ナンバー3”が殺される。その瞬間、“ナンバー4”の能力が目覚めた。
覚醒したナンバー4は、守護者のヘンリーと共に新しい街に移動し、ジョン・スミスと
いう名前で暮らし始める。ナンバー4は美しいサラと出会い恋に落ちる。
そんな中、敵の勢力が迫っていた…。

アレックス・ペティファー(『アレックス・ライダー』、『TIME』など)
ティモシー・オリファント(『クレイジーズ』、『パーフェクト・ゲッタウェイ』など)
テリーサ・パーマー(『魔法使いの弟子』、『呪怨パンデミック』など)
ディアナ・アグロン(『バーレスク』など)
カラン・マッコーリフなどが出演するサイキック・アクション。

…タタタタッ!
『ハァ、ハァ…なんだ!俺は一体何に追われてるんだ…?』
いつもと同じ学校帰り。お決まりのセリフで友人と別れたジョンは
突如暗闇から現れた謎の男たちに追われていた。
『こっちよ。さぁ、早く』
女の声。それも妙に落ち着いた声だ。
ジョンは必死で声のする路地へ駆け込み、もともとしなやかな身体を
さらに細くして身を隠した。
『ハァ…あんたは…ハァ…一体…?』
『私はナンバー6、サイキッカーよ』
『はぁ?さいきっかー?ちょ…アニメの話なら今度に…』
『シッ!来たわ!』
ザザザッ…
二人を囲むのは先程の男たち。
先程よりも数を増やした彼らに完全に包囲される形となってしまった。
『…戦いなさい』
『え?』
『戦うのよ、貴方ならそれができるはず!』
『そ、そんなこと急に言っても何がなんだか…っ』
『大丈夫よ。なぜなら貴方こそ最強の超能力者一族の生き残り”ナンバー4″なんだから!』
『な、なんだってーーー!?』

と、いう厨二話かと思ったら違った。

さて、与太話でずいぶん行数を使ってしまいましたが要は主人公は宇宙人です。
その昔ロリアンだがコリアンだかという星にモンドリアンという侵略者が
やってきて星を滅ぼしてしまいます。
その生き残りである”9人のサイキッカー”の一人が主人公というわけ。
遠くやってきた地球で静かに生活していましたがついにモガドリアンの魔の手が
迫り、自らの能力も目覚めぬまま戦いに巻き込まれていきます。

スーパーマンを始めとするアメコミ風の作品ですがまぁまぁです。
突っ込みどころが多い分、逆になんだかほほえましい映像が多いですね。

特にいじめっこのあまりに急なアレとワンちゃんのシーンは笑ってしまいます。

後半まではちょっとだらだらしますが、美女サイキッカー“ナンバー6”の
登場後は映像も展開もずいぶん盛り上がってきます。
主人公の相手役の微妙な表情も微笑ましい。

敵のモガドリアンらも冷酷なのか愛嬌があるのか、また、頭がいいのか
それとも抜けているのか、なかなか微妙なキャラクターです。

ラストも原作にそって続編に続きそうな感じで終わるのですが…どうなることやら。
同じくサイキックもののアクション映画『PUSH 光と闇の能力者』も続編は
難しいようですし、ほっときっぱなしになるかもしれませんね。

美少年から男くさい青年に成長したアレックスとライトなアクション映画を
楽しむ他ない作品です。シリアス展開や大作の予感は有りませんので気軽に楽しみましょう。



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