スモーキング・ハイ [DVD] (2009/12/02) セス・ローゲン、ジェームズ・フランコ 他 |
★★★★☆
裁判所への召喚状を配達する“配達人”デール。マリファナ常習者である彼は、
知り合いの売人ソールから極上の一品と称される“パイナップル・エクスプレス”を購入。
その効力に身を任せてその日最後の仕事へ向かうデールだったが、召喚状を渡す相手テッド
の屋敷でテッドと女性警官による殺人事件を目撃してしまう。
運悪く彼らから気づかれてしまい、ソールと共に命を狙われることに。
どこか抜けたマリファナ中毒の二人は行く先々で騒動を巻き起こしていく。
『グリーン・ホーネット』のセス・ローゲン。『スパイダーマンシリーズ』などのジェームズ・フランコ。
『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』のダニー・マクブライドらによるアクションコメディ。
大好きなジェームズ・フランコに釣られて調べてみるとセス・ローゲンの名前が…。
このメンツって言うだけでなんだか個性的な臭いがプンプンするので早速レンタルすることに。
そういえばセス主役のグリーン・ホーネットにジェームズ・フランコも出てましたね。
さて、ただのマリファナ常用者と売人だった二人ですが、デールが殺人の目撃現場に
ソールから購入した珍しいハッパを落としてしまったことで足がつき、二人とも
命を狙われることになってしまいます。
しかし、いかんせんハッパの常用者の二人なので会話も行動もフワフワで咬み合わない。
特にソールを演じるジェームズ・フランコのファンキーさといったらもう大好き。
影のある役も多いけどこう言うのも良いですね。
「売人」っていうと凶暴で凶悪なイメージですがこのソールはなんだかいい奴なんです。
馬鹿っぽいんですが後半にはとっても好きなキャラになってました。
特に前半は勢いよりもユルイ感じの掛け合いが楽しいですね。
セリフのズレ、行動の空回りを楽しめます。
ちょっとダラダラしてて退屈な時間もあるかも知れませんが、キャラクターの丁寧な
自己紹介だと思って我慢していただきたい。
中盤以降はガキにハッパを売るわ街中でカーチェイスが始まるわ彼女の家で殺されそうに
なるわで大騒ぎが始まります。
麻薬組織を牛耳るテッドの敵対組織はアジア系。そのアジア系組織の殺し屋「ケン」役として
「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」でコミカルなアジアンマフィアを演じた
ケン・チョンが登場しています。
クライマックスではロケーションも風変わりし、結構な規模の銃撃戦が始まるなど、
コメディだけではない、アクション度のある映像を観ることができました。
その他、『ゾンビランド』のアンバー・ハードなどの面々も登場していますね。
ちょっと痛そうなシーンや流血もあるのですが、ただのコメディだけではない刺激を
求める方にはお勧めの作品ですよ。
スモーキング・ハイ
この映画にこだわったあたしですが、なんでかというとやなぁジェームズ・フランコの三枚目っぷり(コメディアン)ぶりを観たかったから!!今年は、ちょっとキャリアでも要注目の …