グレッグのおきて [DVD] (2011/11/23) ザカリー・ゴードン、デヴォン・ボスティック 他 |
★★★★☆
ウェストモア中学に通う少年グレッグは、背が高くて可愛い転校生の
女の子ホリーに一目惚れ。何とか彼女に良いところを見せようと奮闘する
日々を送っていた。そんな彼にとってさらに大きな問題は、とてつもなく
イジワルな兄ロドリックの存在。ある日、ケンカの絶えない彼らに母親は、
2人が仲良くなるための“ある提案”をする。それは、グレッグにとって
恐ろしい災難の日々の始まりだった……。
『グレッグのダメ日記』の正統続編です。
密かに待っていた作品ですがイマイチな邦題のせいで危うく見逃すところ。
前作に続き主人公グレッグ役にザカリー・ゴードン君、その相棒ロウリー役に
ロバート・カプロン君、主人公のやや個性的な両親にスティーヴ・ザーン
(『パーフェクト・ゲッタウェイ』など)とレイチェル・ハリス(『ハングオーバー!』など)が登場。
前作以上に意地悪な兄をデヴォン・ボスティック(『サバイバル・オブ・ザ・デッド』など)
が演じています。
しかし、彼は今作でもう一人の主人公とも言えるポジションでした。
そして、なんといってもグレッグが一目惚れするクラスメイト・ホリー役の
ペイトン・リスト(『魔法使いの弟子』など)に注目せざるを得ません。
ハイ鬼。鬼のように可愛い。略して鬼カワ。
当ブログの『ハリウッド美少女コンテスト』に載せるしか無い。
いや、即刻追加するべきだ。
さて、肝心の内容ですが、前半は子役たちの掛け合いが面白く
前作から引き続き登場のキャラクターを懐かしみながら物語を
振り返ることができます。(クロエ・モレッツ嬢は今作は登場なし)
しかしその反面、高い理想のわりにヘタレという前作と変わらない設定や
生活環境での不運っぷりに心が痛くなります。兄貴のイジメはまさに鬼。
目立ちたがり屋で数々の失敗もあった私としても、そういった黒歴史を
主人公グレッグに重ね、目を覆いたくなるシーンも多かったです。
ただ、グレッグの自己チューっぷりや思慮の薄さはかなり減少しており、
素直に応援もしたくなるキャラクターになっていたのが救いです。
後半は幸せになってほしい一心で画面を見つめていました。
今作では意地悪でバンドマンの兄との掛け合いが多い中、両者に度々
生まれる兄弟やある種の友人としての感情が芽生える部分が見所ですね。
そして、様々な要因により、そういった感情の高低差が激動していくのが
面白くもあり、心苦しくもありました。
前作のエンディングどちらかと言えば成長過程の主人公を見つめる形で、
やや押さえ気味に終了していましたが、今作ではもっと爽やかにスッキリ
させてくれます。(オチは用意されていますが)
どうやら続編も生まれそうなので次回はさらに主人公の成長を感じたい
ですし、ハッピーなラストを迎えていただきたいと思います。
前作では主人公、今作では兄貴に悩まされるこのシリーズですが、
きちんと各キャラの成長を感じられるので合わせてお勧めさせて頂きます。
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おぉ~今回はグレッグが応援したくなるキャラに成長してるのですねー^^
それなら私も素直に楽しめそう♪
個人的にはあの松潤ぽいお兄の絶妙なイヂワル顔もなにげにお気に入りだったので、更に楽しみです!
ということで今年もよろしくお願い致しまーす^^
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>>Jonathanさま
ふふふ、でも曲がった性根も少し残っているのですが、
それ以上に可哀想になるシーンが盛りだくさんなのでさほど
目立たないと思います^^
お兄ちゃん言われてみるとたしかに松潤っぽいですね(笑)
今回は前回に輪をかけて意地悪ですが…中々の役どころです☆
今年も沢山作品見つけさせていただきますね^^
どうぞよろしくお願いいたします。