ラストキング・オブ・スコットランド [Blu-ray] (2010/12/03) フォレスト・ウィテカー、ジェームズ・マカヴォイ 他 |
★★★★☆
スコットランドの医学校を卒業したニコラスは、ウガンダの診療所で働く道を選んだ。
時は1971年。軍事クーデターでオボテ政権が倒れ、イディ・アミンが、新ウガンダ大統領の
座についた直後のことだ。軍隊のヒーローであるアミンは、国民の期待を一身に集める希望の星。
そんな彼が、診療所の近くで演説すると聞き、興味を抱いて出かけて行くニコラス。
アミンのカリスマ性に触れるニコラス。そんなニコラスとアミンの運命がひとつに交わる出来事が、
演説会の直後に起こった…。
私 待つわ いつまでも待つわ
たとえあなたが 振り向いてくれなくても
すぐにピンと来た方はきっと私より先輩の方々でしょう。
さて、そんな事は置いといてっと。
主役のフォレスト・ウィテカーが演じるのは『人食い』などの異名で知られるイディ・アミン。
1970年代に政権を掌握していたウガンダの伝説的な独裁者です。
一方、ジェームズ・マカヴォイ演じる駆け出しの医者ニコラスは、”自分探し”という名目で
ウガンダへと飛び、現地の町医者として働きはじめます。
基本的には彼を中心として物語が進行し、イディ・アミンのもつキャラクターへの接近も、
彼からの目線によって画面に映し出されることになります。
んまぁー!主人公ニコラスの思慮の浅さといったらもう!
まずウガンダを決めた理由、地球儀を回し目をつぶったままでどこかを指さすといった
所ジョージ氏のバラエティー番組を彷彿とさせる適当な決め方。
志が高いのか低いのか分からず、その上女たらし。現地の上司とも言える人物の嫁に
手を出そうとするとんでもない奴なのです。
しかし、その若さ溢れる無鉄砲な野心と行動力が『触れてはいけない領域』に触れた時から
数々の歯車がギシギシと音を立てて回り始めることに。
大きな体とユーモアのセンス、人々を魅了するカリスマ性を持つアミンですが、感情の起伏は
激しく情勢が安定しない国のトップでいることへの不安感や苛立ちが目立ち始めます。
そしてそれは時に過剰な行動の原因となり、後の独裁、排他的行動へと繋がっていきます。
まずいまずいと思いながらどんどん泥沼にハマるニコラスですが、序盤の彼の浅さやその後の
野心的で自惚れやすい性格のせいか、深くは同情せず一定の距離を置いて眺めることができました。
まぁ実際『お前わざとやってんのかよ』という泥沼っぷりですし。
『子供のまま大人になった』というアミンの狂気。
実際の彼の人生の一部分ではありますが、名優フォレスト・ウィテカーの演技と共に
堪能すれば良いのではないでしょうか。
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マカヴォイだぁ~♪キャピー
実は私はポリティカルな映画はちょっと苦手なのです。勉強不足でよく解らないかも、という思い込みもあると思いますが・・。
こちらに貼ってくださってるトレイラーを拝見したところ、"この彼" は是非見たいと思ったのですが、これは難しい映画でしょうか^^;
何も知らなくても観て解るよって感じだと嬉しいのですが・・・。
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マカヴォイファンですか^^
キュートで目もきれいで素敵ですよね!
確かにウォンテッドとかと比べるとちょっと重たいストーリーですが
難しい局面があったり取り残されたりと言うことはないと思います☆
何を隠そう私もエンタメ作品大好きな方なので^^
追。レイフ・ファインズとプラッドリー・クーパー確かに似てますね(笑)
ふふふ、しかしレオ様より素敵な俳優など…フフフ。