ワイルド・スピード MEGA MAX

ワイルド・スピード MEGA MAX
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ワイルド・スピード MEGA MAX (デジタルコピー付) [Blu-ray] ワイルド・スピード MEGA MAX (デジタルコピー付) [Blu-ray]
(2012/02/03)
ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー 他

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★★★★☆

“お尋ね者”として追われる身となったドミニクとライアンらは、厳重に張り巡ら
された捜査網といくつもの国境を越え、共に南米の地に降り立った。ブラジルの
裏社会に身を隠しながら、持ち前のドライビング・テクニックを生かし、超高級車の
強奪など命がけのヤマをこなしていくドミニクとブライアン。しかし彼らは、逃亡生活
から抜け出し永遠の自由を得るために、裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを奪うという、
あまりにも無謀な最後の賭けに出る。難攻不落の厳重なセキュリティを破り大金を盗み
だすために、彼らは世界中に散らばる凄腕レーサーを招集。強烈な個性と超絶ドライビング・
テクニックが交わるドリーム・チームを結成し、大金強奪ミッションに挑む。

なにこれ面白い。

ポール・ウォーカー(『ワイルド・スピードMAX』、『イン・トゥー・ザ・ブルー』など)
ジョーダナ・ブリュースター(『ワイルド・スピードMAX』、『<パラサイト』など)
ヴィン・ディーゼル(『ワイルド・スピードMAX』、『バビロン A.D.』など)
ドウェイン・ジョンソン(『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』、『ウィッチマウンテン』など)

いやぁシリーズ完全復活といったところですね。
とても濃厚で面白いアクション・エンターテイメント作品でした。
個人的には好きな要素しかないような作品です。

まず、毎度楽しませてくれるカーアクションは健在、全体の尺でみると
ややカーアクションの要素が少ないような感じもしますが、時間的には
割りと車が出てるシーンは多いんですよね。
ドライビングテクニックとかメカニックにあまり焦点を置いていないとは
感じますが、その分他に楽しむ点が多い映画です。

GTRにインプにスープラ、Zと日本車ファンにも嬉しい名車達が登場
するので車ファンは必見ですね。以前の作品では「GTRが高いのでGTSしか
用意できない」という悲しい現実がありましたが今回は完璧です。

キャストも豪華、主要メンバーに加え、実は前回登場していた超美人女優
ガル・ギャドットや、もはやこのシリーズに欠かせないサン・カンの味のある
キャラクターもナイスです。
新キャラを演じたエルサ・パタキも良い感じ。次回の登場はあるのか?

カーアクションの他、銃撃戦も迫力たっぷりです。そのロケーションや、
ドウェイン率いる麻薬捜査官チームの風貌から、『コール・オブ・デューティ
モダンウォーフェアシリーズ』を思い出した人も多いのではないでしょうか。

ヴィジュアルや小道具にも力が入っていて素晴らしい映像でした。

他に見所を上げればキリがありませんが、ヴィン・ディーゼルとドウェインの
マッチアップは超盛り上がります
。話の流れ上この二人が最後まで濃厚な味わいを
残してくれますね。もやは本来の主役のポール・ウォーカーを完全に食ってます。

やや長尺ですがその分ドラマも映像もお腹いっぱい楽しめます。
これまでのシリーズの減速っぷりにげんなりしていた人も今作では
楽しむことができるのではないでしょうか。
「メカニックや設計がやや雑?」あっはっは、これは映画ですよと。

予告編下にちょっとネタバレあり。

ラストでのドウェインの表情もいいですねぇ。お前は銭形のとっつぁんかと。
そして登場するエヴァ・メンデス、最近カメオ出演多すぎじゃないですか。
さらに映し出される衝撃の映像は…ミシェル・ロドリゲスの復活
バイオ・ハザードシリーズ』でも復活のミシェルはこれまで作中での
死亡率が高かったのですが、これからは『死んだ後の復活率が高い女優』として
名を馳せていきそうですね。

物語の最中にレティ(ロドリゲス)の名前が出たのはこれへの布石だったのか…?
これで完結でもOK!なんて思ったけど…くやしい、期待しちゃう!

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