ディセント・ザ・ダークサイド

ディセント・ザ・ダークサイド
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ディセント-ザ・ダークサイド- [DVD] ディセント-ザ・ダークサイド- [DVD]
(2013/10/02)
クリス・クリーブランド、マシュー・アラン 他

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★★☆☆☆

地獄と化した洞窟で何が起こったのか―?
父親の葬儀で墓に来たテッドとブラッドたちだが、墓の近くの地面が突然崩れ落ち、
地底の洞窟へと転落してしまう。するとそこには、人が滞在していた形跡があり、
洞窟の壁には、さらに奥を覗けるような小さな穴が開いていた。
絶えずその穴からは風が吹いてきており、テッドたちはハンマーやドリルでその穴を
拡大しようと試みる。やっと人ひとりが抜けられそうな大きさになった時、テッドたちは
その中にもぐりこんで行くが、突如、人間ではない“何か”の襲撃を受け、次々と命を奪われてゆく…。

これじゃないシリーズ。

全くもって本家ディセントとは関係のないパチもんです。
内容を期待して手にとったかたはずいぶんと肩透かしを食らってしまったでしょうね。
もしかしたら最後まで再生できなかった人も多いのではないでしょうか。

まず映像のクオリティが低い。
久々に見た低画質です。洞窟も他の映画に比べるととてもちゃちぃです。
その上演者さんもなんだか下手くそに見えます。
序盤からかなりシリアスにドラマ展開させているのにオカマの穴掘りさんが
登場するなど、不思議な緩急が用意されていました。

物語としては、たまたま兄弟が墓参りの時に見つけた穴に潜り込んだら不思議な
奥行きがあり、探究心からその奥へ進んでいくと何か怖いものが出てきそうっす。
という展開。

しかし物語のほとんどは兄弟の会話や喧嘩、そして絆を表すシーンだったりします。
なので映像的にはとても退屈で見るに耐えません。

後半は洞窟から何かが出てきて周辺の人間を襲う。という流れになるのですが
その何かが映し出されるのはラストあたりでちらっとしかないのでテンションが
あがりません。

最後は割りと急ぎ足でパパっと終わるんですがまったくもって余韻は残りません。
ところどころちびっとだけ面白い素材があったりするのですが私個人としては
非常に退屈で低クオリティな作品だと感じています。

★一つでもいいくらいの内容なので年末年始が暇な人でも手に取るのはおすすめしません。



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