ブラッディ・デイズ
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★★☆☆☆

美人若手アーティストのサイは自分の夢の中を描いている。
念願の個展を開いた際、彼女の絵を高額で購入したいという男レンフィールドが現れた。
自分の世界を理解してくれる彼に興味を持つサイは、彼を自分のロフトへと誘う。
レンフィールドは、そこで“ストリゴイ”という木の枝をサイにプレゼントする。
その枝の赤く光る樹液を熱した煙を吸い込むと、サイは快楽の欲望を解放するのであった。
現実に戻ったサイは新たに受けたインスピレーションで、今まで以上の絵を描きはじめる。
しかしこれは、恐ろしい悪夢への入り口に過ぎなかった・・・。

あらすじからも見て取れるようにじっくりじわじわ系です。
クスリ、ダメ、絶対 とでも言わんばかりの作品でした。

吸血鬼モノですが激しいアクションやなんかは無く、幻想の世界で
徐々に人の精神を蝕んでいきます。
サイという女性を中心に好奇心旺盛なお友達もどんどん巻き込んでいく様は
まさに麻薬撲滅キャンペーンですね。

雰囲気作りには成功していますが全体的な浮き沈みに乏しく、
こちらまで幻想…いや眠りの世界に連れていかれそうになります。

ノリやすさで考えてもあえてお勧めできる作品ではないですね。



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