ダイナクロコvsスーパーゲイター

ダイナクロコvsスーパーゲイター
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ダイナクロコvsスーパーゲイター [DVD] ダイナクロコvsスーパーゲイター [DVD]
(2011/03/02)
デヴィッド・キャラダイン

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★★★☆☆

ハワイ、カウアイ島。ドレイク産業の秘密研究所では、極秘実験が行われていた。
遺伝子実験で産み出されたのは、2足歩行するトカゲの化物《ダイナクロコ》と、
巨大ワニ《スーパーゲイター》。2頭は研究所を脱走し人々に襲いかかった。
政府調査官ポール、自然保護官キャシディ、ワニハンターローガンは一計を案じる。
2頭を誘導して戦わせ、勝った方を倒そうというのだ…。

これこれ!こういうのだよこういうの!

さて、満を持しての巨大モンスター物『デカトカゲ対巨大ワニ』です。
冒頭遺伝子研究所から逃げ出すワニとトカゲですが造形がなかなか素晴らしい。
CGはしょぼいながらもやや高いレベルで見せ方も頑張っています。
暗闇で隠したりという姑息な手段は使っていません。
あとデカトカゲの鳴き声はジュラシックパークのティラノの声そっくりでした。

また、嬉しいのは個性豊かな役者さんたちの質と設定が楽しいところ。
ヒロインさんが可愛いのもGoodでした。
着痩せするタイプなのかタンクトップ姿になったとき『OH!ダイナマイッ!!』
と叫びそうになったとかならなかったとか。

研究所の出資者のちょっとした陰謀絡みの話があったのですがこの辺は
特に必要なかったかなというイメージです。

最初次々とキャラクターが登場してきたのに戸惑いが有りましたがこの辺は
特に気にする必要はありませんでしたね。
もったいぶったりそれなりのスポットがあって出てきたキャラもすぐ食われますし。
どうせ簡単にパクっと食われるなら額に『肉』とでも書いておいてくれればいいのだ。

さて、モンスター達の無理のない造形、食欲、CGの質感。
そして各キャラクターのビジュアルや個性。
悪役、程よいエサ達。ついでの爆破と恋愛と、B級モンスター映画の王道を極めた良作です。

題名にもなっている『vs』についてのシーンは予算の都合からかややあっさりしてますが
見所はじゅーぶんに見つけられるはずです。

当ブログを訪問してくださっている方にはぴったりの作品かと。

っていうか私自身B級作品寄りのブログをやるつもりはなかったはずですけどねーーー><!!?



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