キラー・ビー 2013

キラー・ビー 2013
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キラー・ビー 2013 [DVD] キラー・ビー 2013 [DVD]
(2013/01/09)
コリン・ネメック、ドミニカ・ジュリエット 他

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★★★☆☆

中央アメリカ・ベリーズ。
昆虫学者のジーナはベリーズで消息を経った研究者の父、ハンフリーズ博士を捜しにきた。
父親はある企業の研究施設で遺伝子研究に従事していたらしい。未開の森で発見された父
の荷物の中に、未知の生物の写真を発見したジーナは、親友のロンダと共に現地へ向かう。
彼女達は危険区域の警備をしていた米軍兵士と合流して、ジャングルに捜索にはいっていった。
しかし凶暴な原住民が現れ、銃撃戦が始まってしまう。
そんな時、空にこの世のものとは思えない超巨大なハチの大群が現れて・・・。

いつだったかな~、中学生の時かな。暑い夏からだんだん秋に移り変わる頃でね。
放課後に部活動に行く時だったんだ。
教室の後ろのロッカーからジャージを取り出してゆ~っくり袖を通した時かな。
みょ~に周りがざわつくんですよ。これで私も不思議だなぁと思ったんだ。

僕の背中を見た人がみ~んな小さく悲鳴を上げてね、うわぁやだなぁ、やだなぁと
いやぁ~な感じがしたんですよ。

それでもね、いや、これはただのゴミだ。ジャージをこまめに洗濯しないから
汚れでもついてるんだと思いましてね、おもむろに背中に手を伸ばした瞬間…

ズブズブズブッ!!!!ギャーーーース!!!

私びっくりしましたよ!左手にでっかいスズメバチが止まって私の指に
とんでもなくでかい針を突き立ててるんです!
そこからは一気に病院送り、一晩眠れぬ夜を過ごすことになってしまいました。

皆さん、本当服は着る前にきちんと気をつけないと行けませんね。
だってほら、あなたの後ろにもあいつがいるかもしれないんだから。。。

はい、とまぁどうでもいい自伝から始まりましたがこの映画のハチのでかさは
そりゃもうでかい。といってもB級映画のクオリティなので画面によって
随分ハチのサイズにむらが出ています。

しかもでかいだけじゃなく鎧みたいな外殻で銃弾もいまいち通用しません。
そのうえ体内でガスを発生させて火まで吹くんです。

ここまで発達させたモンスターなら別にハチじゃないほうが迫力が
あったんじゃないかと思うんですがそれはまぁよしとしましょう。

このでっかいハチさんと戦うのはジャングルで行方不明になったパパを
探しに来たヒロイン一行と現地在中のアメリカ軍。
一緒に行動したのもつかの間現地のゲリラに襲撃されたりハチに襲撃
されたりで大変な目に合っています。

このゲリラとの確執や米軍同士の友情みたいなものがあったりして
なかなかのドラマ性があったりするんですがこれを退屈と見るかは
見る人次第でしょうね。

CGは普通レベルですがその他の映像や小道具、ロケーションはそれなり
なので私としては十分に楽しめました。おまけ程度のキャラ設定も
評価したいところです。
緊迫感とユーモアのバランスも取れていたので戦闘シーン以外でも
そこまで退屈することはなかったとおもいます。

クライマックス周辺は随分駆け足な感じがしましたがグダグダせずに
パパっと終わってくれたほうが疲労感は残りませんしね。
なんかもうめんどくせぇから適当に爆発させてしまえって感じも
思い切りが良くていいです。

拉致した人間に卵を植えつけて…なんて設定もあるので虫映画好きに
おすすめしたいところですね。



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