マンイーター

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マンイーター アンレイテッド・バージョン [Blu-ray] マンイーター アンレイテッド・バージョン [Blu-ray]
(2012/09/04)
ラダ・ミッチェル、マイケル・ヴァルタン 他

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★★★☆☆

旅行ライターのピートはオーストラリア北部のノーザンテリトリーに
あるカカドゥ国立公園へ、リバー・クルーズの体験取材にやって来た。
ガイドのケイトの操る小型船スザンヌ号にはピートを含め9人の観光客がいた。
クルーズ中に救命信号弾を発見したスザンヌ号は救助に向かうが、小型ボートの
残骸があるだけだった。その時、何かがスザンヌ号の船体に激突し、船底に穴を開ける。
ケイトはなんとか乗客たちを降ろすが…。

ラダ・ミッチェル(『クレイジーズ』、『サロゲート』など)
ミシェル・ヴァルタン(『ウエディング宣言』、『ストーカー』など)
サム・ワーシントン(『タイタンの逆襲』、『キリングフィールズ』など)
ミア・ワシコウスカ(『アリス・イン・ワンダーランド』、『ディファイアンス』など)

こんにちは!最近涼しいという季節が少ないような気がします。
あ、涼しくなったなぁと思ったら急に冷え込み、寒い季節になってしまいます。
年齢を重ねるに応じて時の流れの速さが上がると言いますがまさにそのとおり。
時間を大事に使って行きたいものです。

そんな大切な時間にワニ映画。ふふ、いいじゃないですか。

さて、本作いつものB級映画ではござーません。
制作年は2007と少し前の映画ながら今頃リリースされるには理由があります。

そのキャストを見てみると、ラダ・ミッチェル、サム・ワーシントン、
ミア・ワシコウスカなど、今を輝く俳優陣が揃っているではございませんか。

ラダ・ミッチェルに関してはすでに欧米でも大活躍の女優さんでしたが、
サムに関してはアバターやターミネーターへの抜擢前の貴重な出演作ですから
期待もかかるというものです。

話の内容としても単純明快。
ワニの見学ツアーの最中、何者かの救助信号を見つけ谷の奥へ入り込む一行が
縄張りを荒らされたと勘違いした巨大ワニに襲われるというもの。
突然ボートを破壊され、一行は命からがら陸へたどり着くがそこは潮が満ちれば
沈んでしまう小さな孤島。

いろんな策を講じて脱出を試みるも一人、また一人と巨大なワニの犠牲になっていくんですね。
本当アニマルモンスター映画としては王道の流れです。

前半はワニが若干小出しのような気もしますが、キャラクターそれぞれに個性が
用意されているのでダレることなく見ることができます。
キャストの豪華さもそれを後押ししていますね。

ワニのCGもそれなりのレベルですし、「ワニらしいアクション」なども見せて
くれますのでビジュアル的に見苦しい点は少ないと思います。
画面的にちょっと暗くなりますがいつものB級映画と比べればその差は歴然です。

前編シリアスな流れですが、登場人物たちが無駄にもめたり行動が軽率だったりと
モンスターサバイバルにありがちな突っ込みどころは十分に楽しめます。
サム・ワーシントンファンは彼の生ケツが拝めるだけでも合掌モノかもしれません。

久々に見応えのある作品でしたが、あくまでB級映画として、です。

つまらなくはないのですが、いつもの展開。
言ってしまえばワンパターン的で、ストーリーにもここが目玉!という点がないのは
残念かと思います。

暇つぶしには持って来いですが過度の期待は禁物です。



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