リーカー ザ・ライジング

リーカー ザ・ライジング
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リーカー ザ・ライジング [DVD] リーカー ザ・ライジング [DVD]
(2011/04/27)
マイケル・ロバート・ブランドン、マイケル・ムーニー 他

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★★★★☆

1978年。若き警官マカリスターがハイウェイをパトロール中、血の付いた
タイヤホイールを発見。その近くには、悪臭漂う不気味な小屋があり、
中には死体が散乱していた。犯人は間もなく逮捕され、毒ガスで処刑された―。
時が過ぎ、現在。マカリスターがパトール中に立ち寄った店で、強盗犯と激しい
銃撃戦となり、強盗犯を取り逃がしてしまった。
追跡したが、その先には想像を絶する悲劇が彼を待ち受けていた ―。

血と笑いに満ちた作品ですよ。

前作『リーカー 地獄のモーテル』の前日譚となる本作ですが、なかなか
分かりやすい形に造られておりますです。

前作では、訳もわからずガスマスク姿の殺人鬼に追われる、ある意味ラストサマーや
スクリームシリーズと大差ない展開の中、殺人鬼自体に『死神』的要素がありました。
が、ガスマスク野郎の目的や設定は確かではなかったのであんまり気持よく終われる
ホラー映画ではなかったと感じた方は多いかと思います。

なんと彼、元は普通の人間だったのですね。あ、ネタバレになりますか。
いやいや、この程度はこのシリーズのただの序の口です。ご安心を。

『普通の人間』と言ってもまるで超有名マジキチ殺人鬼エド・ゲインのような奴ですし、
その背後には更に怪しい設定が見え隠れしています。
この存在が無いと、この映画の中で起きる現象がさっぱりわかりませんもんね。

で、このリーカー・ザ・ライジングはその辺りの謎解きだけを楽しむものでは無く、
わざとなのかかなり笑いの要素が多く含まれています。
といっても結構ブラックな内容なのでスプラッター映画が苦手な人は避けてくださいね。

私的には『ウ○コ男』がカッコ付けてるシーンとその相棒が『ア○パンマン』みたいに
なるシーンが好きでした。
読んでる方は意味分かんないですよね。。まず暇つぶしにでも観てください。

あ、シリーズはどちらを先に見ても良いと思います。



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