フライ・オブ・ザ・デッド [DVD] (2011/12/22) コートニー・ホープ、ルタ・ゲドミンタス 他 |
★★☆☆☆
大都会に憧れ、田舎町を出ることを決めたアンバー。彼女は5人の友人とともに、
引越し先のシカゴへ旅立つが、その旅の途中で車が故障してしまう。途方に暮れる
アンバー達の前に停車する1台のトラック。シカゴへ向かうという運転手に頼み込み、
アンバーと仲間はその荷台に乗り込んだ。新しい街での生活に夢をふくらませるアンバー。
だが、トラックが停車したのは、人里離れた薄暗い廃倉庫だった。ここはどこで、
一体何が起こっているのか…。
なんだこのドリフコントみたいなジャケットは。
『オブ・ザ・デッド』につられてゾンビものと勘違いして
レンタルしてきたのはどこのどいつだい?
あたしだよ!
と、言うことで本作では人型のヴァンパイアさんたちが敵として登場します。
久々の流血物ということでワクワクして再生したんですがまぁだらだらと
したダレ場が続くこと続くこと。
登場人物の大部分が前触れもなく速攻で餌食にされてしまうのにも関わらず
最初にキャラを立て過ぎなのではないでしょうか。
ただ、ところどころですがそのキャラクターが生きるシーンがあります。
個人的には餌食にされかかるすんでの所で女友達二人に助けられた別の友人が、
今度は二人のためにアレしてアレになるシーンが印象的です。
でも、この周辺のシーンは暗いし慌ただしいので疲れてしまいますね。
中盤以降、いきなり主人公ヒロインの能力に驚かされます。
さっきまで苦戦しまくっていたヴァンパイア相手にマウントポジションを
とり、交渉のためにこのヴァンパイアから情報を聞き出そうとします。
っていうか意外とあっさり喋りだしたヴァンパイアさんにも驚きました。
やっと明るみになってきたヴァンパイアさん達のビジュアルや設定は
『30デイズ・ナイト』に近いものがあったかと思います。
その後も不思議なほど高い身体能力を発揮するヒロインさんには
ちょっとげんなりしかけたのですが、クライマックス以降明らかになる謎、
というかセリフだけで淡々と話された事実に納得せざるを得ませんでした。
一体この作品の山場はどこにあったのだろうか。
ただし、ラストシーン周辺は妙に哀愁が漂っています。
ムダなセリフが用意されていないところは素直に評価できるかと。
ヒロインの進んでいく未来が予測できないのが良かったかな。
全体的にかなりあっさりしたヴァンパイアムービーでした。
さーて、たまにはばんぱいあっとくかー。という気分の方にどうぞ。
フライ・オブ・ザ・デッド
PROWL/10年/米/85分/ゾンビ・ホラー/劇場未公開
監督:パトリック・シヴェルセン
出演:コートニー・ホープ、ルタ・ゲドミンタス、サクソン・トレイナー
<ストーリー>
田舎町を出る決意をしたアンバーは5人の友人と共にシカゴへ旅立つが、途中で車が故障して…
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2012年入ってからの初コメです。
これ、本題に入るまでが長かったですよねぇ。
もっと凄いモンスターを期待していたのですが、何かイマイチでしたし。
てか画面ブレが酷過ぎます。
変な映画でした。
今年も宜しくです。
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>>ヒロさま
本当期待とは斜め上のような作品でしたね~。
抑揚のない時間が多いしホラーなのに眠たくなります。
30デイズナイトの劣化版というのは可哀想ですが
もっと独特の雰囲気を生かせれば楽しめたかもしれませんね^^
こちらこそよろしくお願い申し上げます!