ウルトラ・バイオレンス 処刑人セーラ

ウルトラ・バイオレンス 処刑人セーラ
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★★☆☆☆

物語冒頭、斧を持った謎の男に追われる女性が非業の死を遂げる。
十年後、収入に不満を持つベンは、仕事相手ベネットから仕事のつてを紹介してもらう。
そこで出会ったのはミステリアスなヘッドハンター、セーラだった。
念願の高給の仕事を紹介されるが事務所では不気味な出来事やおかしな制限だらけ。
ベンはすでに過去から現在へと続く「負の世界」へ踏み行ってしまっていた。

おー、これはーなかなか惜しいなー。

まぁ今回も一番ひどいのは邦題の付け方と煽り文句でしょう。
『P・タランティーノ監督が放つ復讐劇!』『キルビル×処刑人×シャイニング!』

『P』って誰だよ、『P』って。
『キルビル×処刑人×シャイニング!』というのも大嘘です。
まったくかすって無かったです。

でも内容は結構面白かったですよ。
女優さんもセクシーだし、それなりに描かれた脚本だとも感じました。
見所はセクシーさんのオパーイと主人公の巻き込まれっぷりでしょうね。

多少ネタバレさせて頂くと前半部で好条件の仕事にありついた主人公の
周りで不可思議な現象が続き、なんやかんや調べてみたら仕事の斡旋人セーラは
すでに死んでいる亡霊だと気づくんですね。

そんで呪いなんかを振りまいちゃうデンジャーなセーラさんを成仏させる
為に当時の犯人や彼女の首を探していくんですがこの辺からが難しい。
セーラさんがとにかく邪魔、すんごい邪魔、一体どうしてほしいんだよ。

クライマックスでは話がババンと一転したりしてウホホーとなるのですが
はっきりしない出来事も多く、イマイチもやもや感が晴れない作品です。

でも、たまにゃこういうのも観てもいいと思うんだぜ!?



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