シャークトパス

シャークトパス
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シャークトパス [DVD] シャークトパス [DVD]
(2011/08/03)
ケレム・バーシン、サラ・マラクル・レーン 他

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★★★☆☆

サンタモニカ・ビーチ。ビキニ姿の美女たちが今日も海で戯れている。
そんな中、巨大なホオジロザメが海底深くからあらわれ一人の美女に狙いを定めた。
絶体絶命、誰もがそう思ったその時、謎の触角がいくつもあらわれ、あっという間に
ホオジロザメを飲み込んでいった。
その生物は半身がタコ、半身がサメのようだが、何故か人間には襲いかからず、海中深く消えていった。 
その頃、数マイル離れた水生生物研究室のモニターが、その様子を映し出していた。
その前にいたのは海軍服に身を包んだ男・コックスと研究所の責任者ネイサンだった・・・。

Syfy向けのまさにおふざけB級映画です。

余談ですが最近グアムに行った際、Syfyチャンネルも観てきましたよ。
ずっと映画が流れてるチャンネルって良いですよね。
まぁ僕は英語が苦手なのでほとんど何言ってるか分からないんですけど。

さて、私はこの作品のレンタルをずっと心待ちにしていました。
本当にバカでした。

じつは戦争用の水陸両用生物兵器を目的として、ある研究施設でサメとタコを合体させて
創られたのがこのシャークトパスさんなのです。
上半身がサメで下半身がタコ。その頭部にはラジコンの受信機みたいなのが埋めこまれて
いて、コントロールする側の思惑通りに動く生物兵器としてのモニター中なんですね。

なぜこのチョイスにしたのか、本当エリートの考えることは分かりませんな。
あ、もちろんモニター中にシャークトパスさんが暴走してエライこっちゃになります。
もうサメとタコの合体という点で『それ以上の何か』を期待することが出来ない映画ですが、
ネタとしては大変美味な食材と言えます。

食べっぷり、暴れっぷりはなかなかの個性でしたけどね。

設定と衝撃的なビジュアルで力尽きたのか、脚本自体は本当ストレートでよくある感じ。
登場人物の特別な個性や特筆すべきネタも無く、素直にエンディングへ向かいます。

だがいいじゃないか。
アサイラム製の巨大生物ムービーも面白いのですが、こういった『掛け合わせ生物』の
B級パニックは今後まさかのブームを迎えるかもしれませんね。
もちろんそんなのは前からあるのですが『衝撃的なビジュアルで』という点が重要です。



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