カウボーイ&エイリアン 未体験ロング・バージョン ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray] (2012/03/23) ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード 他 |
★★★☆☆
19世紀末の西部アリゾナ。一人の男が荒野で目を覚ます。男は記憶を失い、
自分が誰かもわからない。しかも腕には奇妙な腕輪がはめられていた。
彼は町にたどり着くが、そこはダラーハイドという牧場主に支配されていた。
その夜、西部の夜空に謎の飛行物体が現れ、町の住民たちをさらっていく。
それに対抗できたのは、男の腕輪の武器だけだった。さらわれた町の人々を救い、
そして自分の記憶を取り戻すため、男は侵略者たちを追う…。
ダニエル・クレイグ(『ディファイアンス』、『007 慰めの報酬』など)
オリビア・ワイルド(『トロン: レガシー』、『紀元1年が、こんなんだったら!?』など)
ハリソン・フォード(『正義のゆくえ』、『レイダース/クリスタル・スカルの王国』など)
サム・ロックウェル (『アイアンマン2』、『月に囚われた男』など)
などで贈るSF西部劇。
総じてB級作品である。
非常に豪華な面々ですね。
上記に出したキャラクターはもちろんのこと、他にも『父親たちの星条旗』で
大活躍のアダム・ビーチや『エアベンダー』のノア・リンガー、あと順調に実績
を伸ばしているポール・ダノなんかも登場します。
しかし、キャラの立て方はそれはもうお粗末といった感じ。
伏線の貼り方もやや安易でエンターテイメント過ぎる印象です。
エイリアンやヒロインの動機もイマイチですしなんかこう尺の割に
薄っぺらい感じのSFアクションですね。
この程度の流れであれば低予算のB級映画でも真似ができそうです。
キャラクター、戦闘シーン、メカニック、親子愛、結束力など、
多くの要素が伺える作品でありながらいまいち盛り上がれず、感情移入も
難しい作品です。
とはいえ
エリアンとカウボーイの融合というのはやはり米国人にとっては特別なのでしょう。
原作コミックからの構想や映像化へのこだわりはメイキングからも伺えます。
実際にはありえないコラボですし、この冗談のような設定の物語に高い
クオリティやドラマ性を求めるのは間違いなのかもしれません。
日本で言えば『エイリアン&サムライ』、『ゴジラ&ニンジャ』という
ところでしょうか?うーん、それならちょっと面白いかもしれない。
向こうさんでもエイリアンとアメリカ開拓時代からのヒーローであるカウボーイの
融合は、ある意味男のロマンが働いた作品なんでしょうね。
また、本作は全編通してシリアス路線だったのが意外でした。
『エボリューション』や『M.I.B』の様な、ユーモアに溢れた展開ならば
設定や物語の薄さが際立たずにすんだような気もします。
最近リリースされた期待度の高い作品の中では、かなり残念な部類の映画です。
楽しみにされている方などはあまり高い期待を持ってレンタルしないほうが
よさそうですね。
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ご無沙汰してます。
この作品物凄く気になってたのですが、やはり一抹の不安が的中してしまった様ですね。
「ムダに豪華キャストだと作品の質が落ちる法則」です。
ダニエル・クレイグとハリソン・フォードの競演だけでも眉唾モノなのに、他のメンツもムダに豪華。
しかしカウボーイとエイリアンという普通に考えたら、まず有り得ないコラボにムリがあったのでしょう、案の定その様ですし・・・・・・
後は自分の眼で確かめます、ただ過剰な期待はしないで望みますが。
最近微妙にハズしてる作品(例:スーパー8、ブリッツ、サンクタムなど)が多いですよね?
ロサンゼルス決戦みたいにキャストにこだわらず、展開もシンプルに作ればいいと思うんですが?
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>>マロさま
すっかり春ですね~。物騒な話題も多いですが。。
元々はコミック作品なのでぶっ飛んだ設定があってもいいかもですが
やはり生かしきれてない感じがしましたね。
安直すぎて少年としてじゃないとなかなか楽しめないかも(笑)
もっと笑いを入れてくれればよかったのですが…。
やや中途半端ですが退屈はしないと思います☆