ジョン・カーター

ジョン・カーター
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ジョン・カーター ブルーレイ(2枚組/デジタルコピー & e-move付き) [Blu-ray] ジョン・カーター ブルーレイ(2枚組/デジタルコピー & e-move付き) [Blu-ray]
(2012/08/22)
テイラー・キッチュ、リン・コリンズ 他

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★★★☆☆

1881年、エドガー・ライス・バローズは叔父ジョン・カーターから急を
知らせる電報を受け取り駆けつけるが、すでに叔父は帰らぬ人となっていた。
莫大な遺産と共にエドガーに遺された一冊の日記には驚くべき秘密が記されていた。
13年前、南北戦争に従軍した元騎兵隊のカーターは謎の男に襲われ、アリゾナの洞窟から未知の
惑星バルスームへ瞬間移動する。そこは戦争と陰謀によって滅亡の危機に瀕した星だった…。

テイラー・キッチュ(『バトルシップ』、『X-MEN:ZERO』など)
リン・コリンズ(『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』、『ナンバー23』など)
マーク・ストロング(『グリーン・ランタン』、『ロビン・フッド』など)
キーラン・ハインズ(『ウィッチマウンテン』、『ゴーストライダー2』など)
ウィレム・デフォー(『ダレン・シャン』、『処刑人II』など)

面白いけど少々疲れますね。

原作は未読です。原作ファンの方には申し訳ないレビューになってしまいそう?

いや、むしろ見てもらえればそれでいいんです。
現在自分のブログのTOPすら見れない状態が続いております。
おそらくFC2さんのサーバー状態のせいだとは思うんですが…残念ですねぇ。

さてさて、ぼやいても仕方ないのでとりあえず書いちゃいましょうか。

いきなり火星にすっ飛んだりそこでなぜか普通以上のパワーで生活できたり、
そういうのは気になりません。SF映画なんていうのはご都合主義の成果物ですし。
主人公が大活躍するのに理屈は必要ないと思っています。

でも、ヘリウム国とゾダンガ国の勢力争いに恋愛事情が加わっててんやわんや、
主人公が最初に出会うのサーク族でも首領の座をめぐって戦いがあったり親子事情が
設定からして複雑だったり、黒幕のサーン族にいたっては本当もう設定自体が
よくわかんないしマーク・ストロングの顔が怖い。などなど

ついていくのが本当精一杯なんですよね。

すごく見せ場は多いんですよ。
でっかいマシーンがウィウィ言いながら空を飛んだり、キモいんだか可愛いんだか
分からない忠犬ウーラのコミカルさ、でかいモンスターとのバトルがあると
思ったらスターウォーズ並みの戦闘シーンがあったりと本当贅沢な映画。

でも、何が記憶に残ったかと言われると…ハテナ。

二時間超えのSFエンターテイメント大作ですが、かなり無理やり一本に
押し込んだ感じもします。
見せ場をちょいちょい小出しにした連ドラ仕立てならもっとワクワクできたかも。

各俳優陣も実力のある人が集まっている様子ですが、演者さんの評価
どうこうには繋げにくい作品ですよね。
派手なシーンの連続でロケーションも異世界なのでそれらと俳優すべてを
一度に楽しむことは難しいでしょう。複数回観るのも…ちょっと大変かな?

ウィレム・デフォーも声優としてじゃなくそのまんまで出て欲しかったなぁ。

子供向けの内容かと思いましたが子供ではちょっと厳しいでしょう。
意外と小説の映像化を望んでいたファン向けの作品なのかもしれません。



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