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ローラーガールズ・ダイアリー [DVD] (2010/12/15) ドリュー・バリモア、エレン・ペイジ 他 |
★★★★☆
女子高生のブリスは、美人コンテストで優勝する事だけがすべてと信じて
疑わない母親に言われるがまま、コンテスト漬けの日々を過ごしていた。
ある日、友人と出かけた隣街で、ブリスはローラーゲームと出会う。女性たちが
ワイルドにぶつかり合うこのゲームに心奪われたブリスは、ルールすら知らない
ままチーム「ハール・スカウツ」の新人発掘トライアルに参加することに。
すると、天性のスピードを買われ入団を認められる。
ドリュー・バリモア監督・出演の本作。
主役はエレン・ペイジ(『スーパー!』、『インセプション』など)
その他ジュリエット・ルイス(『ベイビー・プラン』、『デュー・デート』など)
マーシャ・ゲイ・ハーデン、クリステン・ウィグなどの実力派が出演。
いやぁ素晴らしいですね。
ずっと気にはなっていたんですが今回初めて観賞しました。
別にドリュー・バリモアをディスっていたわけではないです。
エレン・ペイジも好きだし。
さて、少女の青春劇として完成している本作ですが、監督がドリュー・バリモア
ということもあり、様々な思いを浮かべながら観ることもできます。
彼女自身、天才子役と崇められた反面で送った悲しい時代がありますし、
母親との確執を描く部分では、かなり自分の想いを具現化させているのではないでしょうか。
むしろ、彼女からしてみれば今作の主役ブリスの母親は一つの理想像でも
あったのかと”勝手に“感じています。
主人公ヒロインのブリスを演じるのがエレン・ペイジ。
もう今や若くして完全に実力派、実績も年々積み重なっていきます。
決して超美人というわけではないのになぜか可愛い。すごい魅力的ですね。
実生活と自分の願望、そして恋愛に揺れる17歳。強さと脆さをもった少女の
役を表情豊かに演じてくれています。男性からすれば共感しにくい部分も、
女性からすれば『わかる~、それチョーわかる~、ウケルー』という受け取り
方になるのかもしれませんね。
女性同士が激しくぶつかり合うスポーツ、ローラーゲームに一目惚れして
トライアルに参加、その後チームの看板娘として活躍するブリス。
同じ頃出会うバンドマンとは順調に恋愛を楽しむなど、順調そのもの。
しかし、その後重ねた嘘がバレ、大親友とは絶交状態、その上初めての
彼氏には浮気の疑いが…。やめて!彼女のライフはもう0よ!
そんなガラスの十代の心境を切なく描いています。
ローラーゲームはショートトラックをスケートで周回するレース
なのですが、チーム戦となっており、ポイントゲッターの走行を
体で妨害してもOKというかなり肉弾戦なスポーツです。
女性らが大活躍するスポーツでありながらアザや流血、捻挫に骨折は
日常茶飯事。そしてチームの結束は固く、敵チームとはいがみ合うという
スポ根世界を楽しむのにも最適な映画ですね。
好きなシーンはエレン演じるブリスが気に入った男性を見つけながらも
家に帰らないと行けない時に親友にニューニュー泣きながら謎の顔を
したシーン。
あと頼りにならない男性監督が監督らしく豹変したところ。かな。
基本的にはドラマ構成ですが、退屈はなく、驚くほど見所の多い良作で
ございました。
特に女性にはおすすめしたい一作です。
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管理人さんってめちゃめちゃいい人ですよね(笑)
関係ないこと書いてすいません
また楽しみにしてます!
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>>ひかりさま
遅くなりました。まっこと恐れ入ります(^A^)w
いつでもコメお待ちしております☆