エンジェル ウォーズ Blu-ray & DVDセット (2011/08/12) エミリー・ブラウニング、バネッサ・ハジェンズ 他 |
★★★☆☆
母の死後、遺産を狙う義父により、精神医療施設に収容されてしまった少女・ベイビードール。
彼女は施設の中で、自由を夢見て空想を広げる。彼女は今、閉ざされた娼館にいるのだ。
なんとかここから脱出せねば…。さらに彼女は空想する。15世紀の日本で、怪物のような武将たちと
日本刀で闘うのだ。そんな彼女に、賢人が助言を授ける。自由を手に入れるためには、地図、火、
ナイフ、鍵、そしてもう一つのあるものを手に入れろ、と…。
なんといってもビジュアルに尽きる。
エミリー・ブラウニング、アビー・コーニッシュ、 ヴァネッサ・ハジェンズ、
ジェナ・マローン、 ジェイミー・チャンらが主役となって贈るファイティングドラマ。
脇を固めるのがスコット・グレン(『ボーン・アルティメイタム』、『バックドラフト』など)、
三枚目もこなすカーラ・グギノ(『ウィッチマウンテン』、『アメリカン・ギャングスター』など)、
マジに悪そうなオスカー・アイザック(『ロビン・フッド』など)ら豪華俳優陣です。
主人公ベイビー・ドールを始め、ビジュアルに関しては何の文句もないメンバーですね。
特にロケット役のジェナ・マローン(『イントゥザワイルド』、『ドニー・ダーコ』など)の
真に迫った演技に引きこまれてしまいました。今後もクレア・デュヴァル的な存在感を出しそう?
唯一のアジア系ジェイミー・チャン(『ドラゴンボールEVOLUTION』、『スプラッターナイト』)は
スタイルもいいし可愛いので今後も期待しちゃう女優さんです。
さて…観た人にしか分からない感覚ですが非常に説明に困る作品です。
まるで『インセプション』で行われた夢の階層移動のような精神世界が描かれています。
まずは主人公ベイビー・ドールが送られた精神病院。継父の謀略により、数日後に
ロボトミー手術を控える中、彼女は妄想によりもう一つの世界を作り上げます。
そこは華やかさと悲哀が渦巻く娼館---。
戸惑い苦しむベイビー・ドールだが、自らの武器に目覚めた彼女は自由への
戦いの為に他の仲間と協力し、計画を実行します。
ここで言う自らの武器とは彼女が行う”ダンス“なのですが…これは現実世界では
恐らく性的行為にあたっている部分なのでしょう。
仲間と協力して脱走の計画を進める中でも、そのミッションごとに更なる妄想世界が
用意され、まるでSF映画やゲームのような戦闘シーンにより彼女らの戦いが美しく、
そして強く描かれています。
そして、いくつもの障壁や犠牲によってたどりついたラストは議論が必要ですね。
どこからどこまでが現実であり、妄想との境界線はどこなのか。
私的には妄想世界に登場する賢人(スコット・グレン)がラストでも登場する辺りに
大きなキーワードを感じました。
なんて、あんまり書くとニセ評論家の様になってしまいますね。
この映画を構成する半分はエンターテイメント要素です。
どうぞ気軽に楽しんで皆さんなりの解釈を行ってみてください。
ちなみに考えれば考えるほどわからないポイントなどもあるので気持よく
眠りたい人は深読みはほどほどにしてくださいまし。
エンジェル ウォーズ
【ザック・スナイダー】エンジェル ウォーズ【サッカーパンチ】http://toki.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1296096867/1 :名無シネマ@上映中:2011/01/27(木) 11:54:27 ID:oL4R7T9m 2011年4月15日(金)、丸…
エンジェル ウォーズ
映画館で観ようと思っていた。色々、他に観たいものもあって、結局後回ししているうちに観なかった。この映画は、「妄想」が映像とかって聞いていたんですが、多重層の構造の妄想 …
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やはりこの監督さんのビジュアル作りは、すごいですね。
わかりにくい精神世界の映像だけど、なんとなくスッと入り込みは出来ました。
やはり、ベイビードールのくねくねダンスは、性的行為でしょうねぇ。
スコット・グレンは、リアル社会でもちゃんと登場しちゃってたね。
なかなか面白い作品だったなぁって思いました。
ただ、何度かの戦いで、途中ちょっとだけ早回ししたくなっちゃう気分にはなったけどね。
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好きな人にはとことん受ける映像と内容でしたねぇ。
ちょっとオタク層向けの作品なのかも?という印象です。
映画の年代としては1950年代らしいのに主人公の妄想力には
度肝を抜かれてしまいます(笑)
ビジュアルや派手な映像の反面かなりダークなストーリーだと
いう点も面白いですね^^
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TBが送れなかったのでコメントで失礼しますね
妄想世界と現実世界の区別がわかりにくいですよね
私もくねくねダンスは性的行為だとは思いますが…
現実世界でそれを考えるととても嫌な感じがあるので、
設定が「娼館」なのかなぁと考えたり。
ダークなお話なので、詮索はできますが
単純に映像とアクションを楽しむだけでも楽しめました
お人形みたいなベイビー・ドールが飛んで跳ねて着地するだけで
テンションあがりました^^
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時折コメントやトラバがエラーになるようで…原因は不明です…。
本当独特でいろんな世界観を楽しめる映画でしたね~。
ただ…現実とダークファンタジー的な世界両方で厳しく戦う面は
パンズ・ラビリンスを思い出します。
皆さんキュートで強そうだったのが救いです^^
主人公のチークとまつ毛モリモリ感も良かったですね(笑)
今後のキャリアが楽しみな方です!
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この作品は全く見る気なかったのですが、ある知り合いが「マロさん主役のエミリー・ブラウニングがヤバイっす、超ヤバイっす、是非観て下さい!!!」という熱い想いに負けて何の期待もせずにとりあえず観てみました。
感想
「確かにエミリー・ブラウニング最高!1ラウンド開始2秒でKO負け・・・・・」
ストーリーはツッコミ所満載ですが、エミリー演じるベイビードールの可愛らしさと、セーラー服に日本刀と銃というコスプレファンには堪らないコスチューム、そしてメチャクチャ強い!最初に出て来た大魔神(ですよね?)なんか大きさのハンデをものともせず、一刀両断であっさり片付けちゃったし。
この時点で完全に画面に釘付けでした、ストーリーの矛盾なんてアクションシーンの素晴らしさでどうでもよかったです。
最後は決してハッピーエンドではありませんが、オレはあれでいいと思います。
下手に続編を匂わせる様な事もなく、話として完全に終ってますし。
アクション描写に定評のあるザック・スナイダー監督ですが、アクションだけでなく心理描写も上手な監督さんなんだなと本作を観て感心しました。
それにしてもエミリー・ブラウニング、本当に今後がとても楽しみな女優さんですね。
ちなみにゴーストシップというホラーに唯一の子役として出てたのが、エミリーだと知って驚きました。
いやあいい女に成長しましたねえ。(オヤジ丸出し)
ちなみにベイビードールが妄想世界に入り込んでいる時のダンスシーンは、セルDVDとBDの特典映像に収録されています、スゲー興味あるので買っちゃおうかな?