GAMER-ゲーマー- [Blu-ray] (2011/04/06) ジェラルド・バトラー、マイケル・C・ホール 他 |
★★★☆☆
西暦2034年、世界中の人々はある“ゲーム”に熱狂していた。天才クリエイター、
キャッスルが開発したオンライン・ゲーム“スレイヤー”では、脳細胞手術を受けた
生身の人間がプレイヤーに遠隔操作され、激しい戦闘を繰り広げていた。
無実の罪で投獄され、スレイヤーの戦士となったケーブルは、「30回勝ち抜けば釈放」
という条件にあと1回と迫り、世界中の注目を集めていた…。
FPS映画かと思いきやちょっと中途半端な出来ですね。
さて、最近観たアクション・コメディ『バウンティ・ハンター』でも主演していた
ジェラルド・バトラーさんのSF風味のアクション映画です。
主人公は「ソサエティ」に続く新しいゲーム「スレイヤーズ」の駒となり、
誰とも知らない人間に操作されながら戦争ゲームを勝ち抜いています。
『ソサエティ』はFacebookやmixiなどのアバターを“生身の人間”で扱うSNS。
プレイヤーは外界からのコントロールでアバター同士の交流をプレイします。
つまり、アバターとプレイヤーは全くの別人なので、金髪セクシー美女のプレイヤーが
超絶ピザデブだったりするわけ。
この辺はブルース・ウィリスの『サロゲート』を思い出しますね。
『スレイヤーズ』はその戦争ゲーム版です。駒のほとんどは死刑囚などの
一級犯罪者であり、膨大な刑務所維持費に困った米国の認可を得て運営されています。
通常のゲームは完全にプレイヤー主体の動作なのに『スレイヤーズ』では
かなり体の自由が効いている点がイマイチ中途半端ですよね。
中盤以降、主人公を操作するプレイヤー(ローガン・ラーマン)の存在の
薄さが目立っていました。
全体的に説明不足で駆け足のストーリーとなっているので肌に合わない人は多いでしょう。
『デクスター』のマイケル・C・ホールといった主要キャラの他、ジョン・レグイザモ
などの多数のサブキャラに気づくか気づかないかで楽しみ方も変わるかと。
監督が『アドレナリンシリーズ』のマーク・ネヴェルダインということでしたが、
多くの画面エフェクトや特殊効果、スピード感により迫力のある映像が表現されています。
ただ、高級感と現実感が少ないので好みは人それぞれでしょうね。
お腹にウォッカをたらふく飲んでエタノール車のタンクに吐き出して走り出す
といった演出はアドレナリンのシェブ・チェリオスを思い出しました(笑)
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この作品はアドレナリンシリーズで監督・脚本を勤めた、マーク・ネヴェルダイン&ブライアン・テイラーの新作という事でおおいに期待して観ました。
この監督コンビは毎回撮影方法に工夫を凝らすのですが、今回はレッド・ワンというこれまで誰も使った事のない新型の最新鋭カメラで撮影しています。
その甲斐あってアドレナリンとはまた違った、生々しくて迫力有る映像に仕上がっています。
ストーリーもコンパクトに良くまとまっており、配役も適材適所で、特にラスボスのマイケル・C・ホイールはハマリ役でしたね。
さらにアドレナリンの様なコメディ要素を一切廃止、シリアス一辺倒にしたのも良かったです。
その方がジェラルド・バトラーの持ち味は生きると思います。
この監督コンビは個人的に注目してるので、次回作に期待しています。
出来ればアドレナリン3を撮って欲しいですね、ジィイソン・ステイサム大好きなので。
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>>マロさま
ほほう!レッドワン!
あの超ハイビジョンで一台数千万のモンスターマシンですか。
『世界の果てイッテQ』で紹介していたのを思い出しました(笑)
ゲーム要素が含まれていたので僕のような元ゲーマーにはさらに
受けがいい作品だったなと思います^^
バトラーさんはシリアスキャラも笑えるキャラも上手にこなします
よねぇ。男臭いバトラーさんも笑えるバトちゃんも大好きです☆